こどもの日

 今日は こどもの日 ですね。

 ついつい、自分たちの日!と思ってしまいたくなる日ですが、「国民の祝日に関する法律(昭和二十三年法律第百七十八号)」の第二条の中に「こどもの日」を祝日とした理由が定められています。

 こどもの日 五月五日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。

 ということです。半分は合っていますが、半分は…そう。親に感謝するという意味合いが込められています。
 これまでの十数年間。一人で頑張ってきた!と思う人もいると思いますが、それは、自分が大人になる過程で自分のため(利益)になることを一生懸命やってきたということですよね。親や先生にやらされていたとしても、自分の身(実)になっていると思います。

 「子供」という表現自体も、人格を重んじ、わかりやすさから「こども」「子ども」と表現されています。「従う人」を表す漢字の意味を持つ「供」では表さないようになってきました。それほどに「子ども」を大切に思う大人の配慮があったんですね。

 昔に制定された法律なので「母に感謝する」という限定的な対象者が例えられていますが、中・高生にとって「慕う人」のことを「母」と呼ぶことは理解できますね。

 親であり、慕う人であり、感謝すべき人に、自分が一人前になる事を誓い、一年に一度、感謝の気持ちを表すのも良い機会かもしれませんね。自分が居るのは自分だけの力ではない事も、心に留めておいて下さい。

【電情生徒の皆さんへ】
 さて。明日6日は1日(土)の振替休日でお休みです。7日(金)から再びがんばりましょう!