2021年7月の記事一覧

花丸 ウェブデザイン技能検定7名合格

 5月23日(日)に行われました国家試験:ウェブデザイン技能検定3級に電子情報科から7名の合格者が誕生しました。

 ウェブデザイン技能検定は、国家検定制度である技能検定制度の一つです(インターネットスキル認定普及協会HPより引用)。
 デザインと言うと、「絵」を想像しますが、ウェブの世界では、様々な人が見やすく、興味を持って見てもらえるようなホームページでなければなりません。そのための工夫が「デザイン」になります。
 安心して閲覧してもらうためには、色合いや配置、動画組み込み、リンクの貼り方といったホームページの見栄えや動作の部分や、ホームページの改ざん防止や、ウィルス対策といったインターネットセキュリティーといった目に見えない部分などを総括して制作しなければなりません。そのためには高い知識と技術が必要とされます。
 最近のホームページは鮮やかで仕掛けもたくさんあり、ホームページを見ればその企業がわかるといわれるほど、重要なコンテンツです。市販のホームページ作成ソフトではできない細かい工夫もたくさんあります。そのあたりを構成するのがHTMLと呼ばれる言語であり、「タグ」と呼ばれる命令記述をしていかなければなりません。このほかにもCSS、JavaScriptといった言語も多用されています。このような言語で記述していくことを「コーディング」と言います。
 ウェブデザイナーという職業は、この2つの領域を組み合わせた仕事になります。「絵」や「写真」に関することはもとより、「コーディング」という目に見えていない裏側の技術によって、ウェブがデザインされていきます。
 電子情報科でなぜ「デザイン」?!と思うかもしれませんが、このように、ウェブを動かすには様々な情報の知識と技術が必用です。
 その力を持っているかを国が認定する制度が技能検定であり、今回のウェブデザイン技能検定となります。

 国から認められた人。ちょっとカッコよくありませんか?
 あなたなら、認められた人と、そうでない人、どちらにお仕事を頼みますか?
 自分自身に付加価値を付けること。電子情報科では大切にしています。

 合格おめでとうございます!