学校の様子

お米の等級検査について学ぼう!

   

   

 10月25日(火)及び26日(水)の両日、フードビジネス系列3年生は、お米の等級検査について学びました。農業の専門科目「農業実践」の中で、実際に検査員の資格を持つプロの講師の方に来校いただき、お米が市場に出回るまでの流れや、玄米がどのようにして格付けされるのか実践的に学ぶ機会となりました。授業では、等級検査を行う際に玄米袋からお米を取り出す「穀刺」(こくさし)や、水分量を計る「手持ち水分計」などを使っての実演や、一等米・二等米・三等米・規格外の米をグループごとに配置し、それぞれの違いについて説明を受けました。

 2日目には、30種類の試料サンプルを準備していただき、生徒一人一人が”検査員同様のテスト”を行いました。黒いトレー(皿)に入れた玄米の違いを見分けるのは非常に難しいものでしたが、その中でも20問以上の正解者が複数名いたことには講師の方もビックリで大変感心されていました。

実は、今回講師を引き受けて頂いたのは本校PTA会長でもある德永博幸様で、我が家のお仕事も多忙な中、本校生徒のために御尽力いただきました。德永様、今回の学習は生徒だけではなく職員の我々も大変勉強になりました。感謝申し上げます。