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SSH 理数科1年「SRP」マニュファクチャリング

SRPでは「ものづくりを通して探究のプロセスを学ぶ」という目的のもと6月7日より「パスタブリッジ」を作成に取り組みました。5コマ完結のプログラムで、1コマ目は橋の構造(トラス橋・アーチ橋・吊り橋)やパスタの性質について講義を受け、2コマ目から作成を行いました。途中の7月のサイエンス合宿では享保太鼓橋見学し、石積みや眼鏡橋の構造について観察や探究活動を実施しました。

 

また、レジリエンスの育成を目指し、本年度は夏休み前に試技を行い、現時点での作成した橋の強度を測定しました。試技ではほとんどの班が500gから1kg程度で、動画を分析し早速改良を始めました。

最終コマ(9月13日)は校内パスタブリッジコンテストが実施されました。審査委員は管理職を含む3名が行い①プレゼンテーション(2分)、②橋の独創性(デザイン)、③橋の強度の3点について審査を行いました。全ての班が試技の時の記録を大きくクリアし、大変盛り上がりました。 

総合部門の優勝は11班で橋の強度部門で14kgを記録しました。生徒たちの中には専門的に強度計算を行う班や夏休みを利用して試作を繰り返す班があり楽しみながら探究のプロセスを身につけていました。10月には普通科でも同様のコンテストが開催されます。早速理数科の情報をもとに改良(探究)に励む生徒達が出てきているようです。