校訓の紹介
 
  • 進取敢為…積極的に物事にあたり,苦難を押し切って物事を行う。
  • 友愛奉仕…知人に対しても,見知らぬ人に対しても愛を惜しまず,報酬にとらわれることなく,国家・社会・人のために尽くす。
  • 自律礼譲…自分の決めた規則に従い,わがままを押さえ,礼を尽くして他人に接する。

令和4年度 学校長あいさつ

(第22代校長 大脇光徳)

都城商業高等学校の教育

 本校は、今年で創立120年を迎える歴史と伝統のある商業高校として、宮崎県内はもとより、全国に多くの卒業生を輩出する学校として今なお発展を続けています。そして、令和4年4月入学生から“都商“の商業教育は商業科・会計科が商業マネジメント科、経営情報科が情報ソリューション科に学科改編し、新たなステージへの第1歩を踏み出しました。

 本校はこれまで、地域に根ざした教育活動を実践し、「調査研究」や「商品開発」、「販売実習」などを通して、生徒の主体的な学びを具体的に実践してきましたが、資格取得はもちろんのこと、マーケティングを中心とした専門性の高いビジネス教育と「ビッグデータ」の解析やそれを活用したAIによる情報活用能力を身につけるための情報教育を通して、激動の経済社会を生き抜くビジネスパーソンを育成する学校を目指します。

 

1 学力の保証 

 まず、普通教科の学びが重要である。基礎学力の定着はもちろんのこと、将来にわたって必要な基本的知識や技能は商業高校にかかわらず、どの学校にとっても重要。あらゆることに基礎学力が必要であり、キャリアが進めばさらに重要になるのは学力です。学校の対面授業だけではなく、オンライン学習の活用も重要なアイテムとして利用するべきです。自宅学習や自習の効率化をオンライン学習に求め、効率的な授業展開に挑戦します。

2 専門教育の充実 

 わたしたちは、常に経済社会の中で生きています。商業教育は経済の仕組みを学び、ビジネスに関するさまざまなスキルを身につける専門教育です。ビジネスマネジメント・情報技術による問題解決・マーケティング理論など経済社会に生きる私たちにとって必要不可欠なスキルを身につけるよう計画及び実践を推進します。そのためには、日ごろから経済や金融などに興味を持ち、教職員が実体験することも必要です。「経済学や商学を学ぶなら“都商”」と言えるよう専門教育を充実させていきます。

3 人づくり 

 「商業教育は人づくり」と言われます。商品の売買はもちろんのこと、契約やさまざまな交渉の場においても人のつながりは不可欠です。ビジネスマナーの体得はもちろんのこと、日常生活で「自然に笑顔であいさつができる生徒、職員」がいる学校を目指します。また、本校は部活動が盛んです。あらゆる競技や活動を通じて、人間力を身につけ、あいさつ、立ち居振る舞い、相手に対しての敬意など都商ならではの指導を教職員一丸となって取り組んでいきます。

都商までのアクセス
○主な公共交通機関からのアクセス
  最寄駅 都城駅・西都城駅(ともにタクシーで10分ほど)
  空港から 宮崎空港バス停から西都城駅まで,高速バスで60分ほど
       鹿児島空港バス停から西都城駅までも,高速バスで60分ほど
  
 
○都商付近地図

 


学校の沿革
前身校概要
 明治30年 8月26日 実業補習学校として設立認可  明治31年 2月 7日 実業補習学校開校  明治34年 9月   都城町立商業補習学校と改称
 明治37年 6月13日 乙種程度商業学校(修業年限3ケ年)として文部省より設立認可
                     都城商業学校と改称(この年を本校の創立年とする)
 明治41年 4月 1日 郡に移管、北諸県郡立都城商業学校と改称  大正 9年 3月23日  甲種程度(修業年限5ケ年)に組織変更認可  大正10年 4月 1日  県に移管、宮崎県立都城商業学校と改称   大正11年 7月19日 文部省より、甲種の等位認定指令を受ける
 昭和23年 4月 1日 学制改革により都城中学校、都城農学校、都城高等女学校と
                     共に統合され、宮崎県立都城泉ケ丘高等学校商業課程となる
現在校 昭和30年代
 昭和32年 4月 1日 前記宮崎県立都城泉ケ丘高等学校より分離独立して宮崎県立
                     都城商業高等学校(募集定員4学級200名)として新設
 昭和34年 4月10日 校歌制定。作詞 長崎短大学長野崎辰己教授、
                               作曲 寺崎良平助教授
 昭和34年 4月12日 旧都城商業学校、旧都城女子商業学校、都城泉ケ丘高等学校
                     商業課程、現都城商業高等学校4校合同の同窓会結成
 昭和34年 11月 6日 開校記念式典を行い、この日を開校記念日と定める  昭和34年 11月 8日 都商創立55周年記念式典、追悼会、祝賀会を挙行  昭和35年 3月 3日 都城商業高等学校第1回卒業式挙行
 昭和37年 4月 1日 募集定員6学級300名に増員、旧都城商業学校、旧女子商業
                     学校、泉ケ丘高等学校商業科の学籍簿指導要録を本校へ移管
 昭和38年 4月 1日 募集定員6学級330名に増員
現在校 昭和40年代
 昭和42年 4月 1日 募集人員8学級416名に増員  昭和42年 4月 1日 新校舎落成移転  昭和43年 4月 1日 募集定員8学級384名に改む  昭和44年 4月10日 体育館竣工(延1,808㎡)  昭和44年 6月21日 都商会館建設(165.627㎡)51年8月13日 増築3.247㎡                       計168.867㎡  昭和44年 10月28日 新校舎移転完成に伴い落成式挙行  昭和45年 4月 1日 募集定員8学級368名に改む  昭和46年 4月 1日 募集定員8学級360名に改む  昭和46年 10月 1日 プール竣工する(RC16mx25m 400㎡)  昭和48年  1月 9日 小学科制認可 募集定員 商業科180名、経理科90名、                      情報処理科90名  昭和49年 4月30日 情報処理、経理科棟竣工(延面積922㎡)
 昭和49年 10月27日 創立70周年記念式典、記念碑除幕式、記念講演、
                     模範試合(卓球)、祝賀会、写真展示会を開催 
 
現在校 昭和50年代
 昭和52年  7月 6日 昭和52年度学校緑化推進校に決定  昭和52年 11月13日 剣道場竣工(面積200㎡)  昭和53年 6月24日 昭和53年度学校緑化推進校に決定
 昭和54年 5月27日 国土緑化推進委員会主催昭和53年度全日本学校環境繚化コン
                     ールにおいて農林水産大臣、文部大臣、日本放送協会より表彰
 昭和55年 10月25日 昭和56年度募集定員改訂、商業科172名、経理科86名、                      情報処理科86名  昭和57年 10月19日 昭和58年度募集定員改訂、商業科180名、経理科90名、                      情報処理科90名  昭和58年 3月31日 図薯館(第1期分)唆工(延面積460㎡)  昭和59年 10月14日 創立80周年記念式典、記念講演、祝賀会、写真展示会を開催  昭和61年 11月20日 日本学校体育研究連合会より日本保健体育賞を受賞
現在校 平成~
 平成 3年 4月11日 平成3・4年度文部省高等学校教育課程研究指定校
                   (進路指導関係)となる
 平成 4年 10月16日 平成5年度募集定員改訂、商業科164名、経理科82名、
                     情報処理科82名
 平成 5年 2月 3日 文部省教科調査官鹿嶋研之助氏の来校を仰ぎ、
                     進路指導の研究公開
 平成 5年 10月13日 平成6年度入学生から経理科を会計科と改称  平成 6年 4月 1日 新制服制定(創立90周年記念事業)  平成 6年 9月17日 国旗掲揚台唆工並びに創立90周年記念碑除幕式  平成 6年 11月 6日 創立90周年記念式典、記念講演、祝賀会開催  平成 7年 10月31日 管理棟大規模改造事業完成  平成 8年 2月29日 運動場整備事業完成  平成 8年 3月30日 セミナーハウス完成
 平成 9年 4月 1日 国際経済科新設に伴い、平成9年度定員改訂 商業科120名 
                     会計料80名 情報処理科80名、国際経済科40名
現在校 平成10年代
 平成11年 1月20日 校内下水道整備完了
 平成11年 3月 1日 弓道場完成  平成11年 3月25日 特別教室棟(家庭科棟)改築  平成11年 4月 1日 平成11・12年度高等学校教育課程研究指定校(文部省・職業教育関係及び進路指導関係)となる  平成11年 4月 1日 募集定員改訂、商業科80名、会計科80名、情報処理科80名、国際経済科40名  平成12年 3月31日 平成13年度から2学期制(前期・後期制)の導入決定  平成12年 10月12日 宮崎県高等学校PTA連合会表彰受賞  平成13年 3月31日 研究指定終了  平成13年 4月 1日 2学期制(前期・後期制)の導入  平成13年 11月 6日 文部科学省指定高等学校教育課程研究公開
 平成15年 4月 1日 募集定員改訂、商業科80名、会計科40名、情報処理科80名、
                     国際経済科40名
 平成16年 11月 7日 創立100周年記念講演会を市民会館で実施  平成16年 11月14日 創立100周年記念式典、記念講演、祝賀会を開確  平成18年  3月15日 東屋(創立100周年記念)完成
 平成18年  4月 1日 平成18年度入学生より情報処理科から経営情報科へ学科変更。
                     募集定員改訂、商業科80名、会計科40名、情報処理科40名、
                     国際経済科40名
現在校 平成20年代
 平成20年  3月25日 第1棟耐震補強工事完成
 平成21年  2月22日 体育館耐震補強工事完成
 
 平成21年  4月 7日 環境緑化教育推進モデル校指定
 平成22年  3月19日 第1棟バリアフリー工事完成
    平成26年10月31日  創立110周年記念式典実施