第6代実習船「進洋丸」竣工式
4月15日(土)に、第6代実習船「進洋丸」の竣工式が執り行われました。
竣工式とは、新船が無事完成した際にその完成を祝うと共に関係の皆様に御披露をするための式典で、宮崎県知事の河野俊嗣様をはじめ多くの来賓の方々をお迎えし、盛大に挙行されました。
式辞では、河野俊嗣宮崎県知事が「本県にとって、この海、そしてこの水産業というものがいかに大事か、ということを改めて認識をしながら、その将来を支えていく船がこうして竣工しましたことを重ねて、全ての御尽力いただきました皆様に心からの感謝を申し上げ、水産業の更なる発展、この進洋丸の安全な航海を祈念しながら御礼のあいさつとさせていただきます。」と述べられました。
溝添生徒会長は、「夢を叶える、そのためには海洋高校しかないと思い入学し、在学中にこのような日を迎えることができ、お祝いの気持ちと、感謝の思いでいっぱいです。」と謝辞を述べました。
その後宮崎港に移動し、乗船式を行いました。
乗船式では、新「進洋丸」の門出を祝いテープカットが行われ、その後船内の見学を行いました。
この新「進洋丸」は先代の第5代「進洋丸」の良い点を継承しながら最新鋭のシステムや設備等を導入し、機能性だけではなく環境に配慮した船です。この素晴らしい船で、未来の海洋国家日本を支えていく人材を育成するために、教職員・乗組員一同、日々精進していきたいと思います。
竣工式を行うにあたり、関係各所、皆様の御協力と御丁重なる祝意をいただき、このように素晴らしい式を行うことができました。心より感謝申し上げます。