日誌

卒業式

 令和3年3月1日(月曜日)、海洋科学科3年生(87名)の卒業証書授与式が行われました。
 卒業証書の授与では、1人ずつ名前を呼ばれその場に起立し、各クラスの代表が持長校長より証書を受け取りました。卒業生の大きな返事や凜とした姿勢が、これまでの3年間の成長を表しているようでした。
 在校性代表の堀内さんから「社会全体のマナーやルールなどが大きく変化し、学校生活での振る舞い方にも戸惑うことがたくさんありましたが、新しい生活様式での様々な取り組みの中で、先輩方はお手本となって私たち在校生を導いてくれました。」と送辞が述べられました。

 

 卒業生代表の横山君からの答辞では「2年次に行われた長期乗船実習で、慣れない船内生活のストレスや激しい船酔いの度に挫けそうになり、身も心も崩れかけていた。その時、友達の「一緒に頑張ろう」の声が大きな励みとなり、僕も苦しんでいる友達を助けようと前向きになれた。そのような互いに切磋琢磨できる仲間に出会えたことは一生の宝物です。」と語ってくれました。

 

 式後はそれぞれのクラスに戻りホームルームを行い、お世話になった先生方や級友たちと最後の時間を過ごしました。

 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。どのような3年間だったでしょうか?高校生最後の年に、新型コロナウイルス感染症が流行し、学校行事や日常生活に多くの制限が掛かり、皆さんがやりたいことを我慢しなければならないことが多くあったと思います。その中でも先生方の指示に従い、協力してくれたことにたいへん感謝しています。そんな皆さんだからこそ、これから社会に出て大きな壁にぶつかったとしても、必ず乗り越えてくれると思います。
 本日ご参列いただくことが叶いませんでした御家族の皆様にも、お子様のご卒業を心よりお祝い申し上げます。
 皆さんの今後のご活躍を心より応援しています。