2A長期乗船実習 ⑬
進洋丸船長、指導教官より長期乗船実習の様子と写真が送られてきましたのでご紹介します。
10月11日
緯度が下るに従い、気候帯が変わりました。高温多湿のため甲板作業は皆汗だくです。
熱帯低気圧の動静を最大限警戒しつつ航海を進めます。南方の等圧線が次第に密に
なって来ました。
実習生は胴の間ストーン磨り中。かつて帆船日本丸で木甲板手入れを仕込まれた大﨑
教官が実地で指導中なので、全力で取り組んでいます。夜の講義時間(本日船長)には電池
切れ確実でしょう。
10月12日
熱低が発達したのか、本日は曇天。ウネリが上がる前に父島島影に逃げ込み投錨しました。
陸上地形の影響で風速2-9m/s、風向風速が全く定まりません。午前中は天候悪化
の前に救命講習を実施しました。
透明度高く熱帯魚の泳ぐ海での飛び込みやボート操縦訓練は中々贅沢な内容です。
夕方は事務部サプライズ企画、実習生の日々の頑張りをねぎらい甲板上でステーキ食
事会をします。
1~3. 日本に向けて復航を開始!操業で使った合羽や救命胴衣をきれいに洗浄します。
4,5. 使った枝縄や釣針も収納。
6~10. 復航作業は船体整備が主になります。今日は船体洗いをしました。
実習生もずぶ濡れになりながら、進洋丸18年に感謝を込めて磨きます。
11~12. 神奈川県立海洋科学高等学校の『湘南丸』とすれ違い、実習生同士で手を振り合いました。
同じく日本を遠く離れ、海に学ぶ同志と会えて、実習生はふんどしを締め直した気分でした。
13. 小笠原の上陸可否をかけた航海士からの課題テスト。結果やいかに・・・
14. 学校ではあまり話さなかったクラスメイトとも、多くの時間を共有し仲が深まっていきます。
15. 昼食がなんとハンバーガー!実習生も大喜び。
中学生向け
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