日誌

学校の様子

汗・焦る 避難訓練(火災)

 12月18日(木)、6校時に火災を想定した避難訓練を行いました。玄関に近い特別教室で出火したことを想定し、緊迫した空気の中、いつもとは違う経路で避難しました。
 延岡市消防署予防課の方に訓練の様子を講評していただいた後、消火器を使った実地訓練をご指導いただきました。
 
 学校生活ではもちろんのこと、家庭での生活においても、「財産、自分や家族の命、思い出」を失わないようにしっかり守りたいと、心に誓った火災避難訓練でした。
 
  
 
   火元から遠く、風下に向かって逃げます。  「自分の命は自分で守る意識を、普段からしっかり持っていてください。」 
   3~5m離れたところから徐々に近づいて…  火の根本をねらって、手前から奥に向かって掃くように消していきます。

租税教室

 12月16日(火)、5校時に租税教室を行いました。 
 
 延岡市役所市民税課職員の方を講師にお招きし、専門的な立場からご指導いただきました。
 クイズやDVD映像を活用し、とても分かりやすく楽しい雰囲気の中で、税について正しい知識を学ぶことができました。
 
 身近な生活の中に税が生かされていること、納税の大切さを学んだ租税教室でした。
  
 市の1年間の歳入規模にあたる600億円を積み上げると…なんと旭化成の煙突の3倍の高さにまでなるんですって!  もし税金がなくなったら、私たちの暮らしの様子はどのようになるでしょうか?
   

小中合同持久走大会

 12月2日(火)の5、6校時に持久走大会が行われました。コースは、熊野江海水浴場横の道路です。小学生と合同で実施し、中学生男子は3000m、中学生女子は2000mを走りました。「自己記録更新!みんなで完走!」を目標に一生懸命に走ることができました。中には、体調が優れない生徒もいましたが、「ガンバレ!」とみんなで声を掛け合って、前へ、前へと足を運び、中学生11人は、全員が完走することができました。本当にみんなよく頑張りました。保護者・地域の皆様、沿道からの熱い声援ありがとうございました!
 
 男子生徒をかわして力走する女子生徒
                       ”完走”目指して頑張りました!
 
 先頭を走る男子生徒
              中学生の先頭!早かったです!
 
 走り終わった全校生徒 
          終わった後の様子。お疲れ様でした!

会議・研修 リサーチタイム発表会

  11月30日(日)に、今年度のリサーチタイム発表会が図書室で行われました。全校生徒・保護者の前で、1年生は模造紙を、2・3年生はプレゼンテーションを使って、発表しました。
 
松田水軍について発表する生徒 高齢者問題について発表する生徒
南浦地区の地層について発表する生徒 熊野江神社大祭について発表する生徒 熊野江の海について発表する生徒
   これまで詳しく知らなかった南浦地区の歴史や自然について、たくさんのことを知り、南浦地区を大切にしようとする思いをより強くすることができました。

1000年先まで伝えたい悠久の響き ~ 雅楽「伶楽舎」邦楽公演

 
 11月19日(水)は、熊野江・浦城両小学校の全校児童と一緒に、9月9日にワークショップで来校された「伶楽舎(れいがくしゃ)」の方々20人をお迎えして、「雅楽」の公演が行われました。
 
 
 今回は平成23年に紫綬褒章を受章された文化功労者の芝祐靖(しばすけやす)さんが、自ら音楽監督として伶楽舎を率いてご来校いただき、管絃、舞楽、子どものための創作作品をご披露いただきました。実は、文化功労者が自ら公立学校に出向いて演奏活動をなさることは他に例がなく、文化庁主催の巡回公演に対して、格別の計らいをいただいているのだそうです。
 
 
 残楽三返(フルコーラス・フルバージョン)による管絃「越天楽」の演奏です。 ただいま「越天楽」の楽太鼓パートを合奏中!
  
  ただいま「越天楽」の鞨鼓パートを合奏中!  ただいま「越天楽」の鉦鼓パートを合奏中!
  舞楽「陵王」。赤色の衣装は左方(朝鮮風)の舞であることを表します。舞人は舞台の中で、管絃は舞台の外で演奏します。  創作音楽劇「カラ坊 風に乗る」~主人公のカラ坊がわくわくしている様子や風に飛ばされる様子などが手に取るように伝わってきました。  お礼の言葉にも自然と熱がこもりました。  「カラ坊 風に乗る」の台本・作曲をされた文化功労者の芝祐靖さんです(左側)。すてきな時間をありがとうございました。
 最後に「これまで1000年以上守られてきたこの響きも、今までの作品をそのまま演奏し続けているだけでは、やがて消えてしまうと思っています。私たちはこれからも雅楽のスタイルを受け継ぎながらも新たな作品を生み出し、1000年先の未来まで伝えていきたいと願っています。こうして若い皆さんの世代に雅楽を知っていただこうと活動を続けているのもそのためです。」 と話してくださいました。
 
 先人たちが雅楽の響きに込めた願い~天・地・人の調和~に思いをはせながら、これからもその願いを大切に受け継いでいきたいという思いを新たにした雅楽公演でした。