6月30日(火)から7月3日(金)にかけて、開校して初めての修学旅行に行ってきました。本校の修学旅行は3年に1度のため、生徒たちはとても楽しみにしていました。
6月30日(火)
初日は延岡駅に集合し、広島へ―。原爆ドーム等を見学後、広島国際会議場で語り部さんから体験講話をお聞きしました。


語り部さんは、学徒動員のため工場で働いていた時に、爆心地kら20km離れた場所で被爆されたそうです。現在まで多くの方が亡くなっていく中、「自分は生きていてぜいたく者であるが、自分は証言者として生きている。当時は戦争中だから許されることもあったが、平和のためには我慢することも大切だと感じている。」との言葉が胸に残りました。
被爆体験講話後、原爆資料館を見学し、佐々木禎子さんがモデルとなっている原爆の子の像の前で平和集会を行い、千羽鶴を献納しました。



7月1日(水)
2日目は京都市内での班別自主研修を行いました。生徒は2班に分かれ、チェックポイントの二条城と鹿苑寺金閣を中心に計画したコースを回り、見聞を深めました。

7月2日(木)
3日目は奈良公園を訪問。観光ガイドの方の案内で東大寺南大門、大仏殿、盧舎那仏について、詳しくご説明いただきました。また生徒たちの中には、公園内の鹿にせんべいをあげたり一緒に写真を撮ったりして、楽しいひとときを過ごしました。






奈良公園見学後は、いちばん楽しみにしていた大阪のユニバーサルスタジオ・ジャパンへ―。


平日ではありましたが、外国人観光客や修学旅行生も多く、お目当てのアトラクションに乗れた生徒は少なかったようでした。それでも友達と仲良く買い物を楽しんだり、ランチを食べたりし、思い出に残る1日になりました。
7月3日(金)
いよいよ最終日。前日に乗り込んだフェリーで大阪南港から新門司港へ―。1時間ほどバスに揺られ、北九州市にあるいのちのたび博物館へ到着。この博物館は西日本最大級の自然史・歴史博物館で、地球誕生から現代に至るまでの生物や人類の歩みが展示・解説されており、興味深く見学していました。


博物館見学後、太宰府天満宮を訪問しました。受験や勉強へのご利益をいただこうと、真剣にお参りをしていました。これからの授業への取組みやテストの結果に期待したいものです。またこの時季らしく、あちこちで七夕飾りを見ることができました。




学校へ帰る途中、別府サービスエリアで解散式を行いました。4日間お世話になった添乗員さんに代表生徒が感謝の言葉を述べ、お手紙と記念品を贈りました。また、バスの運転手さんにも全員でお礼の言葉を述べました。
学校に着いた後、迎えに来られた保護者の方々を前に、校長先生から「修学旅行を通して、生徒たちはひと回りたくましく成長しました。」と嬉しいお言葉をいただきました。
出発前は3泊4日という時間を長く感じていましたが、終わってみれば本当にあっという間の時間でした。この修学旅行で得た貴重な経験を、これからの学校生活や行事の中で大いに生かしてくれるように期待しています。