日誌

2015年7月の記事一覧

晴れ 職場体験学習

 7月28日(火)29日(水)の2日間、市内の事業所で職場体験学習を行いました。
 お世話になった事業所は、岡田花店様、おぐら出北店様、介護老人保健施設・東海園様、日向の国・虎屋様、ペットワイド出北店様でした。

 今年の職場体験学習は
1 職場体験学習を通して、「働くことの意義」や「職業」について考える。
2 自分の適性を知り、夢や希望を持って主体的に進路について考え、選択する力を養う。 
3 学校以外の方と接することで、人間関係の大切さや社会の中で生きていく上での資質を養う。
 の3つを目標に取り組みました。

 どの事業所でも、担当の方々から優しく丁寧に御指導いただき、学校や家庭では学ぶことのできない多くのことを学ぶことができました。

岡田花店での様子 岡田花店での様子               
おぐら出北店での様子 おぐら出北店での様子
東海園での様子 東海園での様子
虎屋での様子 虎屋での様子
ペットワイド出北店での様子 ペットワイド出北店での様子
 各事業所の皆様、お忙しい中職場体験学習に御協力いただき、真にありがとうございました。

晴れ 「自分に自信をつける夏休み」に! ~ 1学期終業式

 7月22日(水)、第1学期終業式が行われました。各学年の代表生徒が1学期の反省と2学期に向けての抱負を披露しました。

 校長先生からは
①『3点固定(起床時間・学習開始時間・就寝時間を決めること)』をしっかり実践して自立した生活を積み上げ、『自分に自信をつける夏休み』にしてほしい。
②『苦手を克服すること』に取り組んでほしい。できないことや苦手なことから逃げるのではなく、真正面から取り組んで『乗り越えたぞという自信』をつけてほしい。分からない所をよりはっきりさせ、先生方の所にどんどん質問しに行ってほしい。」とお話していただきました。

 1学期を振り返る1年生  1学期を振り返る2年生
  1学期を振り返る3年生  自分に自信をつける夏休みにしてください。  
  決意を新たに校歌を歌います。

 健康・安全に気をつけ、「3点固定」をしっかり実践して、「自分に自信をつけることができる夏休み」にしてほしいものです。

会議・研修 リサーチタイム発表会

  7月18日(土)、リサーチタイム発表会を行いました。修学旅行を通して、調べ・学んだ内容を壁新聞にまとめ、地域の方、生徒や先生方に対してポスターセッションを行いました。
  全校生徒が広島班、京都班、奈良・大阪班、北九州班の4グループに分かれ、調べ学習、まとめ学習、発表練習を経て、当日を迎えました。初めてのポスターセッションでしたが、多くの質問や意見が出されました。
 発表会の様子 発表会の様子
広島についての発表の様子 京都についての発表の様子
奈良・大阪についての発表の様子 北九州についての発表の様子
  生徒達が作成した壁新聞は校内に掲示しますので、学校にお越しの際は是非御覧下さい。

生と死を見つめ、生きることを考える ~ 学校保健委員会

 
 7月10日(金)、熊野江小・南浦中合同で学校保健委員会を行いました。
 今回は、日向市から黒木いの代様を講師にお迎えし、「家庭・学校・地域でつくる健康な心とからだ~『限られた命』と向き合い、『生きること』のすばらしさを感じよう~」をテーマに、講話をしていただきました。

 まさか、こんなことに… 闘い、はじまる
 望みをつなぐ ありがとう、たーくん

  演題「窓の向こうの青い空」は、白血病と闘って亡くなられた息子さんと家族の記録を綴った黒木様の著書のタイトルでもあります。闘病中の翔太さんが、幾度となく病室の窓から見た風景のことだと話してくださいました。

 最後まで命を尽くした翔太さんが、私たちへ伝えたかったことは何でしょうか。

  小学生、中学生、保護者、職員それぞれの立場で、翔太さんや家族の思いに触れながら、生と死を見つめることで、自身の命と真剣に向き合うことができた1時間になりました。あらためて「今、生きていることの喜び」をかみしめ、自分の未来を大切に生き抜こうとする強い気持ちをもってくれたことでしょう。

キラキラ ひと回りたくましく成長しました ~ 修学旅行

  6月30日(火)から7月3日(金)にかけて、開校して初めての修学旅行に行ってきました。本校の修学旅行は3年に1度のため、生徒たちはとても楽しみにしていました。

 6月30日(火)
 初日は延岡駅に集合し、広島へ―。原爆ドーム等を見学後、広島国際会議場で語り部さんから体験講話をお聞きしました。
原爆ドームを写真に納める生徒たち語り部さんから私たちへ。受け継ぎたい平和への思い。
 語り部さんは、学徒動員のため工場で働いていた時に、爆心地kら20km離れた場所で被爆されたそうです。現在まで多くの方が亡くなっていく中、「自分は生きていてぜいたく者であるが、自分は証言者として生きている。当時は戦争中だから許されることもあったが、平和のためには我慢することも大切だと感じている。」との言葉が胸に残りました。

 被爆体験講話後、原爆資料館を見学し、佐々木禎子さんがモデルとなっている原爆の子の像の前で平和集会を行い、千羽鶴を献納しました。
原爆の子の像の前で平和集会を行う修学旅行団一同。「平和宣言」を読み上げ、誓いを立てる生徒一同。千羽鶴を献納する代表生徒。

 7月1日(水)
 2日目は京都市内での班別自主研修を行いました。生徒は2班に分かれ、チェックポイントの二条城と鹿苑寺金閣を中心に計画したコースを回り、見聞を深めました。
金閣寺を背景に記念撮影(1班)。金閣寺を背景に記念撮影(2班)。        

 7月2日(木)
 3日目は奈良公園を訪問。観光ガイドの方の案内で東大寺南大門、大仏殿、盧舎那仏について、詳しくご説明いただきました。また生徒たちの中には、公園内の鹿にせんべいをあげたり一緒に写真を撮ったりして、楽しいひとときを過ごしました。
東大寺南大門~なんだ!この門の高さは(48m)!!鐘楼をカメラに納める生徒たち。
奈良・鎌倉・戦国・江戸~何度焼けても蘇りました。高さ15mの大仏は、国の繁栄や人々の幸せを願う祈りの大きさか?!これが教科書の写真に載っているあの有名な奈良の大仏です。なんだ!この柱の大きさは!!
鹿を間近にかわいがる生徒たち。奈良公園、お世話になりました。 
奈良公園見学後は、いちばん楽しみにしていた大阪のユニバーサルスタジオ・ジャパンへ―。
この日だけは青空に恵まれました!次はどのアトラクションに行こうかなぁ~
 平日ではありましたが、外国人観光客や修学旅行生も多く、お目当てのアトラクションに乗れた生徒は少なかったようでした。それでも友達と仲良く買い物を楽しんだり、ランチを食べたりし、思い出に残る1日になりました。

 7月3日(金)
  いよいよ最終日。前日に乗り込んだフェリーで大阪南港から新門司港へ―。1時間ほどバスに揺られ、北九州市にあるいのちのたび博物館へ到着。この博物館は西日本最大級の自然史・歴史博物館で、地球誕生から現代に至るまでの生物や人類の歩みが展示・解説されており、興味深く見学していました。
ティラノザウルスの化石 ~ 迫力あります。ちょっと怖いかも…恐竜時代のパノラマ画
 博物館見学後、太宰府天満宮を訪問しました。受験や勉強へのご利益をいただこうと、真剣にお参りをしていました。これからの授業への取組みやテストの結果に期待したいものです。またこの時季らしく、あちこちで七夕飾りを見ることができました。
お参りの作法は…? 手水舎(てみずや)で口と手を清めてからお参りします。しっかりお参りできたかな?ガイドさん、4日間ありがとうございました。「一回りたくましく成長しました。」~校長先生に褒めていただきました。
   学校へ帰る途中、別府サービスエリアで解散式を行いました。4日間お世話になった添乗員さんに代表生徒が感謝の言葉を述べ、お手紙と記念品を贈りました。また、バスの運転手さんにも全員でお礼の言葉を述べました。
  学校に着いた後、迎えに来られた保護者の方々を前に、校長先生から「修学旅行を通して、生徒たちはひと回りたくましく成長しました。」と嬉しいお言葉をいただきました。

  出発前は3泊4日という時間を長く感じていましたが、終わってみれば本当にあっという間の時間でした。この修学旅行で得た貴重な経験を、これからの学校生活や行事の中で大いに生かしてくれるように期待しています。