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2019年10月の記事一覧

【授業報告】R1 宮中社総会における研究授業について

《報告①》
【授業名】令和元年度宮中社第1回研究部総会における研究授業

【日 時】令和元年6月28日
【会 場】宮崎大学教育学部附属中学校
【授業者】馬﨑 大輔 教諭[日向市立日向中学校]
【単 元】参勤交代
【指導案】会員専用ページに掲載
【報 告】
 今回の授業のいいところ・見所は、メタ学習(ちょっと第三者的に授業を見てみる)が見られたこと。今回の授業には2つの側面があり、認識変容の確認としては、勉強した後の方が賢くなっているということは、どこの学校でも必要である。歴史の意義の発見という面では、「なぜ歴史を学ぶのか」、歴史に関わる態度や解釈をつくることでなる。今日の質疑は、いかに認識変容を強くするのかの議論であった。45分間の授業で、歴史も子どもたちも変わったことに挑戦したことが素晴らしかった。[高崎中 熊谷]

《報告②》
【授業名】令和元年度宮中社第1回研究部総会における研究授業
【日 時】令和元年6月28日
【会 場】宮崎大学教育学部附属中学校
【授業者】佐土瀬 英嗣 教諭[宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校]
【単 元】世界各地の人々の生活
【指導案】会員専用ページに掲載
【報 告】
 昨年行われた小牧先生(宮大附中)の授業提案とその後の授業研究会で出された意見をもとに、再び同じ単元や教材を用いて授業が行われた。授業はまず冷帯地域の場所や気候、人々の生活など地理的特色を学習することから始まった。その後、ログハウスを題材に人間と自然の相互依存関係を矢印を使って表現することにチャレンジ。次に冷帯地域で見られる高床式の木造住居の資料から、高床にする理由を考えた。その中で、人間は自然環境に影響を受けるが、人間が生活の向上のために生み出した暖房により永久凍土を溶かすという逆の影響にも気づく。授業の最後では、新たに近代化というキーワードのもと、建物のコンクリート化が進み、高床式のマンションが登場したこと、それにより人間と自然の相互依存関係のバランスが取れたと思った矢先、そのマンションすらも傾きが見られることなど、人間と自然の相互依存関係は、これらかも続いていくことに気づかせ、「私たちはどのように自然とつきあうべきか」という単元を通した問いを再び提示し、授業を終えた。昨年度の反省を活かし構成された授業展開や資料の工夫、板書など多くの部分で今後の参考になり得る部分があった。最後に、授業者は、協力してくださった宮崎大学教育学部附属中学校の関係者のみなさま、授業協力をしてくれた宮大附中の生徒や、授業機会や教室を提供してくださった郡先生に感謝の言葉を口にしていた[小林中 永田]

【お知らせ】第46回宮中社研究大会「西都児湯大会」のご案内(二次案内)

☆多くの先生方のご参加ありがとうございした。
【二次案内】
 [会 名]令和元年度第46回宮崎県中学校社会科教育研究大会「西都児湯大会」
 [主 催]宮崎県中学校教育研究会社会科部会
 [後 援]宮崎県教育委員会
[大会主題]社会について考え続ける主体を育む社会科学習の創造
 [日 時]令和元年10月25日(金)10:00~16:00
 [場 所]宮崎県立西都原考古博物館 ホール(1階)
 [授業者]公民的分野 新富町立富田中学校 串間 敬一 教諭
      歴史的分野 西都市立妻中学校 島津 旭宏 教諭
 [案 内]令和元年度第46回宮中社研究大会「西都児湯大会」(二次案内).pdf