2014年7月の記事一覧

スクールコンサート響座公演

 今日の2~3校時に響座の方々が学校にお越しくださり、公演をしてくださいました。太鼓の演奏に始まり、太鼓の紹介、そして太鼓を叩く体験もさせていただきました。
 太鼓の演奏では、軽やかなリズムだけれども重厚感のある音が体育館中に響き渡りました。学校から少し離れた所にいても、その太鼓の音はしっかりと聞こえていましたので、間近で聞いている子どもたちには大迫力の演奏だったと思います。子どもたちは、汗をポタポタ落としながら力いっぱい太鼓を叩く響座の方々の姿から目を離すことができないような状態でした。
 太鼓の紹介では、神社(お宮さん)で使う太鼓だから「宮だいこ」、おけのような形をしているから「おけだいこ」等、太鼓の名称の由来も教えてくださいました。一番大きな太鼓は、樹齢400年のケヤキをくり抜いて作っている太鼓で「大だいこ」というそうです。直径60㎝以上ある太鼓は全て大だいこというそうです。そして、今回持って来てくださった大だいこは、なんと直径1m以上あるとのことでした。とっても大きくて、存在感のある太鼓でした。
【外国では豚の皮や羊の皮を使って太鼓を作る国もあるそうです。日本はの牛の皮のようです。】
 
 その後、太鼓を叩く体験をさせていただきました。6年生3名と5年生1名、職員2名が、その貴重な体験をしました。太鼓を叩く時は腰を落として叩くこと、きびきびと動くこと、大きな声を出すこと等を教えていただき、汗びっしょりになるくらい叩かせていただきました。
【6年生3名、一生懸命叩きます】    【運のよい5年生、太鼓を叩けるなんて嬉しいな】
 
【男性職員枠1名の狭き門、立候補しました】【女性職員1名枠、ラッキーでした】
 
【見ている児童は掛け声をかけて盛り上げてくれました】
 
 それから、響座の方々が再び演奏をしてくださいました。響座の方々の熱・気迫のこもった演奏は圧巻でした。きっと、子どもたちも胸に残る何かがあったのではないでしょうか。
【演奏しているお姿、感動しました】
 
 また、響座の方々は太鼓の演奏だけでなく、響座の方々の思いを語る時間も作ってくださっていました。どのような思いで演奏しているのか、この太鼓の演奏を通して子どもたちに伝えたいことを分かりやすくていねいにお話をしてくださいました。その中で「今は夢を叶えるための準備をする時なんだよ」と話してくださいました。子どもたちの可能性は無限にあります。その可能性を子どもたちの夢につなげるためにも、学校でも精一杯子どもたちのために取り組んでいきたいと考えています。
 
 
   【お礼のことば:5年生女子】   【心が動くような体験でした。ありがとうございました】
 
 
 最後に、後片付けをされている響座の方々とお話をする機会がありました。そこで「荒谷小の子どもたちのあいさつはいいですね~。うちの子たちにも教えてやりたい」と、とても誉めてくださっていました。「あいさつ日本一」を掲げている荒谷小学校。こんなふうに誉めていただけると、とても嬉しいです。あいさつは人として大切なものですし、コミュニケーションを図るための第一歩でもあります。これからも、あいさつを通して荒谷小の子どもたちのよさ・素晴らしさを伝えていけるといいなと思います。