日誌

2023年7月の記事一覧

1学期終業式

7月20日に終業式を行いました。

最初に表彰関係が行われました。
1学期に図書室の本を多く借りた上位5名の生徒たちに「多読賞」が送られました。

また、先日の吹奏楽コンクールで銀賞を受賞した吹奏楽部の生徒たちに賞状が送られました。


 
次に、各学級と生徒会からの代表生徒たちが校長先生と対話をしました。



1学期を振り返って良かったところと、改善点を話してもらいました。
1年生からは、「良かったところは、話をしている人にしっかりと反応を返すことが出来た。また、改善点としては五か条の徹底をして授業に臨みたい。」
3年生からは授業で分からないところをお互いに教え合いができていたのが良かった、改善点としては私語が多くなってしまうところもあったので気を付けたい。」と1学期を振り返ってくれました。

次に1学期の1番の思い出を話してくれました。1年生は入学して最初のテストがあったこともあり、「定期テストが一番の思い出です。合間合間に勉強を頑張って、その成果が良い点数となって返ってきたのがうれしい」2年生からは、「修学旅行で、被爆体験の貴重な講話を聴き、平和の大切さをあらためて学ぶことが出来た。また、普段乗ることのない新幹線やバスなど公共の乗り物の乗り方やルールを学べた。」と話してくれました。



校長先生からのお話では、「1学期始業式に、頑張って欲しいこととして挙げた2つの事を覚えていますか?一つ目の「挑戦」(チャレンジ)では、どんな小さなことでもいい。面倒くさくても、自分なりに我慢して頑張った。自分の限界を超えた。など挑戦が出来た人はどれくらいいるでしょうか?
また二つ目の「時を守る」授業に遅れないように努力した。友達との約束の時間を守った。部活動や自分が通う活動に遅れないよう心がけた。など、時を守ることができた人は?」と生徒たちに語りかけながら、一学期の当初に校長先生と約束した目標を振り返りました。
どちらの目標も3年生たちはほとんどの生徒が挙手し、さすが3年生といったところでした。
また、この1学期に、校長先生が、特に嬉しかったことの2つもお話しくださいました。
「まず、1番目は、「部活動でみなさんが大活躍してくれたこと。」です。先生は、選手激励会で伝えた「保護者や地域の方々のためにプレーするのではなく、まず、自分のために一生懸命プレーして欲しい。」と言ったその結果が現れたのだと思います。今まで、負けていたところから勝てるようになるまでには、必ず理由があり、日々の練習で技術はもちろん、心が更に強くなったということです。
 県大会でも、地区大会以降に鍛えたその結果は、様々な所で見ることができました。

 次に、「優しい心・思いやりの心で生活を送ってくれたこと。」例えば、修学旅行先で乗った電車やバスで、乗り合わせた人に座席を譲る人がいたこと。いろいろな場所で、挨拶をして、優しい気持ちにしてくれたこと。友達とケンカしたけれども、優しい気持ちで仲直りしたこと。」など数多くの場面を目にしました。つまり、「優しい心・思いやりの心で生活を送ってくれたこと。」は、「お互いを大切にし、お互いを許し合えること。」から始まります。相手の欠点に目を向けたり、責め立てたりすることは、簡単なことですが、人が人と手と手を携え、協力しながら、社会で生きていくことは、とても大切なことです。これからも大切にしてください。

 このように、1学期に数多くの成長を見せてくれた皆さんに無限大の可能性を信じています。明日からも、この夏休みにしかできないことにチャレンジし、生活のリズムを崩すことなく、時を守り、規則正しい生活をして欲しいものです。また、お家では、家庭の一員としてお手伝いをしてください。有意義な夏休みを送ってください。」2学期始業式には、全員が元気で登校してくれることを願っています。」とお話しくださいました。


 
次に生徒会から夏休みに取り組んでほしいこととして「チャレンジ宣言!」が発表されました。「チャレンジ宣言」の名の通り、「失敗」や「成功」があるのではなく、チャレンジすることが大切というこの企画。生徒会から2つのチャレンジ宣言が提案されました。
1つ目は、「鉛筆一本を課題に使ってなるべく短くしよう!」です。生徒会から、全校生徒に鉛筆1本をプレゼントし、この鉛筆を家庭での学習に使ってもらいます。始業式にまた学校に持ってきてもらい、減った短さを各学年で競います。
2つ目は、「町の図書館をたくさん利用しよう」です。「家ではゲームやテレビなどの誘惑がありなかなか勉強が進まないこともあると思います。中学生まではスマイルバスは無料で乗車できるので、ぜひ活用し公共のルールを守り、図書館をたくさん利用しましょうと呼びかけました。
次に景子先生から学習について、「長期の休みに入る分、自分自身で計画を立てて課題に取り組むように。与えられた夏休みの課題だけをしていればいいのか?をよく考えて、自分に必要な学習を自分自身で考えて、足りないところを補えるように。」とお話がありました。


 
早央里先生からは、夏休み中、スマホを扱うときの注意点や危険性について、「一度ネット上にアップした画像や動画は簡単に消し去ることはできない、軽い気持ちでネット上にアップしたものが、友達を嫌な気持ちにさせたり、もしかしたら犯罪に巻き込まれたり、ということがあるかもしれない。そのような危険があることを十分理解して使用するように。」とお話がありました。


 
最後に一成先生から、「皆さんには夏休みしっかり遊んで、たくさんの思い出をつくってほしいと思っています。ですが、危険なことはしない、危険な所に行かない、安全に遊ぶことを約束してほしい。楽しいこと、魅力的なことの裏には必ず危険が潜んでいるということを忘れないでほしい。」と自分の命を自分で守ることの大切さについてお話しくださいました。
生徒たちも、先生方からのお話を時折うなずきながら、真剣に聞いていました。

終業式も終わりこれから待ちに待った夏休みです!
友達や家族、久しぶりに会う親戚の方たちなどとたっぷり過ごし、楽しい思い出をたくさん残してください。
始業式にまた、全校生徒78人そろって、元気に日焼けした皆さんに会えることを楽しみにしていますよ!

租税教室

7月20日の1限目に、全校生徒に向けて租税教室を行いました。

役場税務課の方々に来ていただき、「税」について考えるきっかけになるようにと毎年行われています。
「税に関する作文」を書く時のヒントや、疑問探しの手助けになるようにと、スライドでのクイズや、パワーポイントの資料をもとにお話ししていただきました。

 
また、日之影町内から様々な職種の方を講師としてお招きし、仕事についての話をしました。

 

 
仕事の種類でどのような税金が関わってくるのか、どのくらいの報酬から税金はどれくらい引かれるのか…など詳しく話してくださいました。
生徒から積極的に質問も出るなど、大変盛り上がって話をしていました。

今日の租税教室を終えてみて感想を聞いてみると、

 
「税金の制度について知らないことが多くあったので、これからたくさん勉強しないといけないなと思いました。」

 
「今、3年生で公民をしているけど、あらためてちゃんと勉強しないといけないなと感じました。」「私たちの税金は国会で話し合われて決められているということを知りました。まずは自分たちの考えをちゃんと伝えてくれる政治家を選ばないといけない、そのためには選挙権を持ったら必ず選挙に行こうと思います。政治に参画していく大切さも改めて学べました。」と、今日の感想を述べてくれました。

税の大切さや、税の仕組み、私たちの暮らしにどのように関わっているのかしっかりと学べました。

 

 

 

 

 

選手激励式を行いました!

選手激励式を行いました。

今日の生徒活動の時間に、第74回宮崎県中学校総合体育大会選手激励式及び宮崎県吹奏楽コンクール激励式を行いました。

軟式野球部、女子ソフトテニス部


   
陸上部、剣道部


 
大会に出場できない選手の思いも背負って、悔いの残らないように精一杯頑張りたいと意気込みを述べてくれました。

次に、吹奏楽部が、日ごろの練習でうまく行かないこともあったが本番では心を一つにし、演奏したいとコンクールに向けての意気込みを述べてくれました。



吹奏楽部の出場する宮崎県吹奏楽コンクールは、今年初めての試みで課題曲と自由曲の計2曲を演奏します。今日はその2曲を全校生徒の前で初めて披露します。

 
 
普段なかなか見ることのできない演奏中の真剣なまなざし、また吹奏楽部の演奏をしっかりと聴ける機会がいままでなかったこともあり、生徒たちもとても熱中して聴いていました。



生徒会を代表して、出場する生徒の皆さんに、山本紗葵さんから「日之影中、西臼杵の代表としての自信と誇りをもって最高のパフォーマンスをしてきてください」と激励の言葉が送られました。



選手を代表して佐藤真優さんが「私たちに関わってくださった方、応援してくださる方たちの思いも背負い、悔いが残らないよう一生懸命闘ってきます。」と選手宣誓を行いました。
大会当日も暑さが予想されますので、体調管理には十分に気を付けて、今までの練習の成果が十分に発揮できることを祈り、日之影中からパワーを送ります!
これまで努力してきた自分を信じて、がんばれ!日之影中!!

七夕

七夕

7月7日は七夕でした。


 
日之影中の生徒玄関前に、背の高い笹と、色とりどりの短冊が生徒会によって用意されました。
 

 
県大会への熱意を書いたり、学習に対しての意気込みを書いたりなど、それぞれの願い事が飾り付けられています。

   
 先日、二年生が飾り付けをするときに丁度校長先生がいらっしゃいました。
「高いところの方が、より願い事が叶いそう!」と校長先生に笹を持ってもらって、必死に飾り付けをしている女子生徒たちが微笑ましかったです。
 給食中には、放送でとりひとりの願い事を匿名で読み上げ、「おお~!」という歓声や、笑い声などがあがり、ひときわ楽しい時間となりました。
 皆さんの目標や夢が叶いますように。

薬物乱用防止教室

薬物乱用防止教室を行いました。

本日の6時間目は薬物乱用防止教室の集会を行いました。
講師に高千穂保健所 衛生環境課より薬剤師の楠田絵梨さんにご来校いただき、お話していただきました。



「薬物」と聞くとドラッグや、覚せい剤、大麻などのことだと考えてしまいがちですが、普段、風邪などの時に処方してもらう薬も、容量用法を守らないことは薬物乱用に繋がるということや、薬にはなぜ、容量や用法が決まっているのか、正しく使って初めて効果が得られるものであること。そうしないことで、アレルギーや、予期せぬ体調不良などの危険な副作用に陥ることもあるとお話しくださいました。


 
特に若い年代の間で多く広まっている違法薬物である大麻について「スカッとさせたい時に飲む薬」「楽しくなれる薬」「勉強ができるようになる薬」などのさそい文句には危険が潜んでいるということや、
大麻の影響については、判断力や集中力の低下、薬物依存の危険性、記憶力や学習力における脳への大きなダメージがあることを学びました。

危険薬物については都会だけでの話ではなく、宮崎県内でも前年は危険薬物の検挙数が過去最多を記録しており、年々増加しているという状況です。
危ないところには近づかない事、知り合いや先輩、友達などの身近なひとから勧められ、断りづらく使ってしまった…なんてことの無いように、自分の「NO!」の気持ちはしっかりと伝えること、もし間違って近づいてしまったら迷わず逃げること、周囲の大人に助けを求めること、など大麻から自分を守るための行動も教えてもらいました。



生徒たちも集中して時折うなずきながら話を聞いていました。

生徒を代表し、保体給食副委員長の甲斐華蓮さんが、
「今日は私たちのために貴重な話をしてくださりありがとうございました。私は正常な人と薬物を使っている人の脳でこんなにも違いがあることにびっくりしました。もし薬物を勧められるような事があってもちゃんと断って、自分をしっかり守りたいです、今日は本当にありがとうございました。」と、お礼の言葉を述べました。


今は直接ではなく、SNSや、ネットなどから誘いを受ける可能性も十分にあります。身近かに起こりうる問題であるという事。薬物の危険性をしっかりと理解し、決して興味本位で手を出さない事。心身に悪影響を及ぼす薬物の危険性について改めて確認することが出来る集会となりました。