日誌

2021年5月の記事一覧

日之影中学校体育大会


5月16日(日)日之影中学校体育大会

 


本日は第75回日之影中学校体育大会です。

今年度の体育大会は初の5月開催です。


今年のスローガンは「敢為邁往(かんいまいおう)~距離は離れているけど心はひとつ」です。

「敢為邁往」には「目的に向かって困難をものともせず思い切って、まっしぐらに進んでいくこと」という意味があります。




今年は観測史上2番目に早いという異例の梅雨入りとなり、
体育大会の練習も思うようにできませんでした。
そんな中、生徒会と代表委員会は、カウントダウンとフリーボードを生徒玄関前に設置し、
体育大会に向けてみんなの士気を高めてくれました。






また、前日には非常に強い雨が降り、
「明日の体育大会は無事開催されるのだろうか、、、。」
と生徒達もとても心配していました。

そんな中、実行委員を中心に明日の晴れを祈りてるてるぼうずが作成されました。








まさに「敢為邁往」、このスローガンのもとに全校生徒が
「体育大会を成功させたい!」と強く願い、行動した結果、
当日は前日の雨が嘘かのようなとんでもない快晴となりました。

 

気持ちの良い青空の下、両団の団長が選手宣誓を行い、体育大会が開催されました。




ジャベリックスロー・ヴォーテックスローでは、会場からも手拍子をもらい、気合いを入れて投げました。




男子200メートル、女子100メートルではどの生徒も力いっぱい走りきりました。






障害物競走では、コース途中に設置された数々の障害物に苦戦するものの、終始笑顔の生徒達でした。

サプライズで一緒にゴールまで走ってくださった来賓の方々、先生方ありがとうございます!






これまで何度も時間を割き練習をしてきた団ダンス、
楽しい気持ちがこちらまで伝わってくる素敵なダンスを両団とも披露してくれました。








全員リレーでは、今回ソーシャルディスタンスを意識するために新採用されたバトンを使用しました。
長~いバトンが登場した途端、ざわめきと笑いの起こる会場でしたが生徒たちは真剣です!




団技の綱引きは、各学年男女別に団対抗で行われます。

いつもは仲の良いクラスメイトとも、
このときばかりは敵同士!気合いが入り、闘志がメラメラと燃えています。


1年生






2年生







3年生





エンターテイナー気質の生徒が多く、綱引きの意気込みで会場は笑いに溢れました。

 

青雲橋音頭は保護者の方々や職員、来賓の方々も加わり一緒に踊ります。




日之影中学校の伝統、花輪棒体操では練習の甲斐もあって、
全員の動きがそろった美しい隊形を見せてくれました。




最後の競技種目となる団対抗リレーでは、
追い抜いては追い越され、、、と手に汗握る勝負となりました。




閉会式、解団式と最後まで晴天が続き、怪我もなく無事体育大会が終了しました。

 

その後教室に戻り、朝早く忙しい中、
お家の方が作ってくださったお弁当を生徒達はおいしそうに食べていました。








初めての5月開催と本番までの時間が無い中、
生徒達は昼休みや放課後の時間を使い、体育大会の準備や練習に打ち込んできました。

 

連日の雨や、コロナ感染症が拡大する中、
無事に開催されるのだろうかと心配された体育大会でしたが、
多くの方々のご理解とご協力もあり無事に開催することができました。


事前の奉仕作業や、当日も朝早くからのグラウンド整備、
設営にご協力頂いた保護者の皆様、本当にありがとうございました。

 

限られた条件の中、自分たちが今できる精一杯の力で
体育大会を盛り上げようと趣向を凝らし努力する姿や、
生徒達の最後まであきらめない意気込みに感動し、

当たり前の日常がどれ程ありがたいのかをあらためて感じることができた体育大会となりました。









 


 

各教科校内掲示物の紹介(国語科)


各教科の校内掲示物の紹介

 

各教科の授業で、生徒達が作った作品達を校内に掲示しています。

 

国語科では各学年の生徒達が作った詩を掲示しています。

ほんの一部ですが、ご紹介します。

 

1年生は、「のはらうた」を参考に、それぞれが何かになりきって詩を作りました。

 

 

 

可愛らしいイラスト入りです。


 








2年生は日常の小さな発見を詩にしました。

さらに、その詩に合う背景画像の写真を自らで撮影し文字と合わせ編集しました。












3年生では長田弘さんの「世界はうつくしいと」の詩を読み、
自分たちが日々感じる美しい情景を作品にしていました。










いかがでしたでしょうか?

どの作品も各学年一人ひとりの個性が出ています。

生徒達の目の付け所が興味深く、クスッと笑ってしまう作品や、
思わず感心させられる作品など見応えがあります。

 

本来であれば、来月に予定されていた町教育の日に、
地域の方々にも普段の授業の様子を直接見て頂きたかったのですが、
コロナ感染対策のため中止となってしまいました。

 

代わりにホームページ上で紹介していこうと思います。

時折、他教科の校内掲示物の様子も紹介していきますのでお楽しみに



 

 

各教科の校内掲示物の紹介


各教科の校内掲示物の紹介


 

各教科の授業で、生徒達が作った作品を校内に掲示しています。

今回は英語科での取り組みをお伝えします。



2年生が教科書で勉強した内容を日之影町にリンクさせた取り組みです。




「Come to My Hometown.」

自分の住んでいる地域に観光でやってくる外国人に向けて、
「自分の行ってみたい場所」として「おすすめの○○」を紹介する英文を書きました。











鯉のぼりや、石垣の里、日之影川などについて取り上げ日之影町を紹介していました。



また、このページでは、登山のルールについての会話文が書かれています。

教科書の内容を要約したもの、また日本語訳にしてポスターにしたものを作りました。




山でのルール.pdf

Hiking rules.pdf

楽しいハイキングに行きましょう.pdf

このように一人ひとりがタブレットを自由に使いこなしています。

自然豊かな日之影町にも登山者に愛される山がいくつもありますね。

 

教科書の内容からあらためて地元の観光資源に目を向けてみることで、

自分たちの住む地域の豊かさを再確認できたようです。

 

 


 




朝の読み聞かせ


511()朝の読み聞かせ

 

今日は、朝の読み聞かせが行われました。

今学期に入って初めての読み聞かせの時間です。




中学校では毎月一度朝自習の時間に、「読み聞かせの時間」というものが設けられています。

地域の方々が中学校へお越しくださり、生徒達にむけて絵本の読み聞かせを行ってくださいます。






1年生は中学校に入り、初めての読み聞かせの時間でした。

静かに聞き入っています。




3年生は朝学習の時間となります。

皆さん集中してそれぞれの学習に打ち込みます。

 

読み聞かせに来てくださる皆様いつもありがとうございます。

体育大会も今週末に近づき忙しく過ごす中、充実した朝の時間を過ごせていました。








5月の地産地消給食


512() 5月の地産地消給食


九州南部は早くも梅雨入りしましたね。なんと史上二番目に早い梅雨入りだそうです。

雨が降り続くと、ついつい気持ちもどんよりとしてしまいがちですが、今日も日之影中生は元気です!




今日の給食はみんなのお待ちかね、地産地消給食の日でした。

今日の献立は、高野豆腐のたまごとじ、すみそあえ、茶めし、牛乳です。

小さいおかずにゆず果汁、大きいおかずにしいたけ、ご飯にはお茶が地元の食材として使用されています。




高野豆腐のたまごとじは、しいたけの味が高野豆腐にしっかりと染みこんでいて、ほっこりする優しい味でした。

しっかり味付けをした具材の中に後から高野豆腐を入れ、たまごでとじることで味が染みこむそうです。




すみそあえはフレッシュなゆず果汁の酸味が爽やかで食欲をかきたててくれます。

緑黄色野菜もたっぷりで、みなさんもりもり食べていました!

特にこの小さいおかずは「おかわりをください!」と言ってくる生徒が多く、大人気でした。

日之影の給食のおかげで野菜が好きになりましたという生徒はたくさんいます。





茶めしは、一度煮出した釜入り茶をこんぶ出汁と一緒に炊き込んでいます。
一緒に混ぜ込まれたじゃこの香ばしい風味もたまりません

手間をかけて丁寧に作ってくださっているのであの深みのある味が出るのですね!

 

体育大会の練習で疲れた体に今日もしっかりと栄養をチャージできました!

 

魅力的な給食と健康面をしっかりと考えたメニューに、いつも感謝していただいています。

また、おいしい食材を提供してくださる生産者の方々、ありがとうございます。


私たちの元気の源です。






ナオミ先生離任式


4月27日(火曜日)ナオミ先生離任式

 

ナオミ・ファリー先生が6月の出産に向け産休に入られるため、
今日が中学校での最後の勤務となります。




ナオミ先生から生徒の皆さんへあいさつがありました。


「去年の11月からスタートし、どうやったら楽しく皆さんが
授業に取り組めるかを考えながらサポートしてきました。

皆さんは充分英語を理解しています。
もっと恥ずかしがらずにインターネットで人と、世界とつながってみてください。


今はコロナで難しいけど興味があれば留学にも挑戦してみてください。
今の時代は親の仕事を絶対に継がなければいけないこともないし、自由です。
間違っても良いから始めることが大事。
時間を上手く使って、たくさんのことにチャレンジしましょう。」




ナオミ先生は日之影中学校の生徒達は英語の文法は書くことができても、
実際の会話になると自信を持ってスピーチできる生徒が少なくもったいない!と感じ、
生徒とマンツーマンでの英会話の時間を積極的に作ってくださっていました。


ナオミ先生のおかげで最初は恥ずかしがっていた生徒も、
ナオミ先生を見かけると「Hello!」と自然に英語を話せるようになっていました。


他にも、英語がもっと身近になるようにと、
全文英語での季節新聞を作り生徒に配布する等、
たくさんのアイディアを出しながら生徒と関わって頂きました。




生徒代表の甲斐蓮心くんから

「僕たちの学年では英語の時間だけでなく、
給食の時間でも関わってくださってありがとうございます。

僕は英語で話すことに苦手意識があったけど、
ナオミ先生がフレンドリーに話しかけてくださったので、苦手意識が減りました。
ナオミ先生の発音はとても綺麗だったので尊敬します。
元気な赤ちゃんを産んでください。
We love Naomi thank you.

と、感謝の気持ちが伝えられました。





次に記念品贈呈として各学年からの寄せ書きがプレゼントされました。




二年生からの寄せ書きは缶を開けるとつながって出てくるという発想力溢れる細工が!






各学年のぬくもりある手作りのメッセージ達にナオミ先生もとても嬉しそうな表情をされていました。


最後は全校生徒みんなでアーチを作り、お見送りします。






いつでも明るくフレンドリーな性格で、
生徒達にも、私たち教師の中にもすっと溶け込み、
その場の雰囲気を楽しく和ませてくれたナオミ先生。




元気なお子さんを産んで、また日之影中学校にあそびにいらしてください!


職員生徒一同、心待ちにしております。