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2021年11月の記事一覧

11月9日(火)1年生 校内ハローワーク

119日(火)

1年生 校内ハローワーク

 今日は、総合の時間を使って1年生は校内ハローワークを行いました。

 今年の校内ハローワークは、「地元(西臼杵)の代表的産業や町外(都市部)の特色のある産業の社会人をお招きしての対話・体験的な学びをとおして、様々な職業の社会的価値や業態への理解を深めるとともに、将来における自分の生き方や自己表現、社会的貢献の在り方について考え深めてもらう」ことをねらいに実施しました。

 計14名の講師の方々に来ていただき、林業、建設業、建築業、航空会社の4つのコースに分かれて体験していきました。

最初に各講師から、大まかな仕事内容をお話していただき、次に、各職業の体験をしていきました。生徒たち皆は、大事なところはメモを取ったり、話に真剣に耳を傾けたりと、真摯に取り組む姿勢が印象的でした。






林業コースでは、重機の操作をしました。隣に講師の方についていただき、重機で木を持ち上げたり、重機の先に付いてあったチェーンソーで木を切ったりしていきました。

 体験した生徒は「隣で詳しく操作の方法を教えてもらったので、上手に操縦できた」と感想を述べていました。

 






建築業では、高所作業車体験をしました。講師の方と一緒に乗り、かなり高いところまで上がっていきました。上がった所で、どういったことをするのか、など詳しくお話をしてくださいました。

 体験した生徒は「高いところが好きなので、乗れてうれしかった」「こんな高いところで仕事をしているなんて、すごいなと思った」と感想を述べていました。

 



 建設業では、アーチ型のレンガ橋づくりをしました。アーチの土台にレンガを積み、砂をかけた後、水をかけ数十分固まるまで待ち、土台を外して橋を造っていきました。

 体験した生徒は「造るのは大変だったけど、楽しかった」と感想を述べていました。

 



 航空会社では、実際にキャビンアテンダントの方が来てくださり、アナウンスやスカーフの結び方を体験しました。アナウンスは日本語と英語の両方をしたり、スカーフの結び方は2種類の方法があり2組に分かれて、それぞれ講師の先生方に結び方を教わったりしていきました。

 体験した生徒は「スカーフの結び方が難しかったけど、教えてもらって上手にできた」と感想を述べていました。




最後は集合写真をドローンで撮っていただきました。

 

 校内ハローワーク体験を通して「どの仕事もやりがいがあって、すごく楽しかった」「体験を通して、その職業に興味を持った」「知らない職業について知ることができたので良かった」と校内ハローワークを通して様々な職業について理解を深め、将来について考えるきっかけになったと思います。

 高千穂地区建設業協会青年部・建設業、抜屋林業、ANA全日空輸・キャビンアテンダントの方々の協力のおかげで仕事に関する知識を深めるとともに、将来の自分について考える時間になり、また仕事をしてくださっている方々が自分たちの生活を支えてくれていることにも気づけ、大変貴重な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。