日誌

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3年生、特別養護老人ホームで体験や交流をしてきました!

 過日、3年生が特別養護老人ホーム「わかば」を訪問して、体験や交流活動を行いました。子どもたちは、「わかば」を訪問すると決まってから、グループで発表の練習をしたり、プレゼントを用意したりするなど、みんなでアイディアを出し合いながら準備を進めてきました。訪問日当日、子どもたちは、おじいちゃん、おばあちゃんと交流するグループ、麻痺によって体の感覚がない人に服を着せる体験をするグループ、認知症について話を聞くグループの3つに分かれて学習をしました。服を着せる体験をした子どもたちは、難しいと感じながらも、何回も練習を重ね、分かったことや気付いたことをメモに取り、積極的に学ぼうとする姿が見られました。すべての体験や交流活動が終わった時、子どもたちの中から「とても楽しかったです。」「また、訪問したいです。」などの感想が聞かれたことから、今回の訪問が子どもたちにとって、とても有意義なものになったものと思われます。引率した先生から聞いたのですが、子どもたちが礼儀正しく、きまりを守って楽しく学習していたので、老人ホームの職員の方から子どもたちを褒めていただきましたとの報告がありました。さすが上長飯小の3年生です。

感謝の気持ちを込めて(6年生へのメッセージ)

 7日(金)は、お別れ遠足です。お別れ遠足の目的は2つあります。1つは、これまでお世話になった6年生に感謝の気持ちを伝えることです。もう1つは、今の学級担任の先生や1年間一緒に過ごした友だちとの別れを惜しみ、最後の思い出づくりを行うことです。週間天気予報によると、天気は良さそうです。お別れ遠足の2つの目的が達成されることを願っています。当日はお別れ集会の中で各学年の子どもたちが、歌を歌う等して6年生に感謝の気持ちを伝えますが、既に校内の学年掲示板には6年生に感謝の気持ちを伝えるためのメッセージカードが掲示されています。内容は、給食当番をしてもらったことや登校班長として学校まで安全に連れてきてくれたことなど、様々でした。下級生1人1人が、自分の言葉で感謝の気持ちを書いていました。メッセージを読んだ6年生は、喜んでいると思います。卒業までカウントダウンが始まりましたが、6年生には本校の最上級として、最後まで気を抜くことなく、素敵な頼りになるお兄さんお姉さんでいてほしいものです。

最後の研究授業

 本校には、本年度採用された先生が2名います。そのうち4年担任の先生が今日、最後の研究授業を行いました。研究授業は学級活動、いわゆる子どもたちの話合い活動でした。議題は「お楽しみ会をしよう。」で、提案理由は「最後に、みんなと仲良く楽しんで思い出を作りたいから。」でした。1年間生活をともにしてきた先生や友だちとの思い出づくりをしたいという子どもたちの素直な気持ちから決まった議題だと思います。興味深く、話合いの様子を観ていました。子どもたちは、お楽しみ会で何をするか、またみんなが楽しめるお楽しみ会にするにはどうしたらよいかの2つの柱について考えを出し合いました。どの子どもも話合いのルールに則って、自分の考えに理由を付けながら建設的な意見を発表していました。子どもたちの成長とともに、先生の成長が感じられる最後の研究授業になりました。

卒業までのカウントダウン

 昨日の5時間目に卒業式の練習を行いました。今回の内容は、自席から立ってステージに移動し、氏名点呼の後、校長から卒業証書を受け取り、自席に戻るまでの流れを確認することでした。当日は、子どもたち一人一人の氏名と番号を読み上げて、「おめでとう。」という言葉を添えて手交するのですが、昨日は時間も限られていたこともあり、「卒業証書」という言葉と「番号のみ」を読み上げて、一人一人に練習用の卒業証書を手交しました。それでも、かかった時間は30分以上だったと思います。子どもたちは緊張感をもって、式の練習に臨んでいて感心したところでした。今回の練習をとおして、子どもたちは卒業証書授与に係る一連の流れが理解できたのではないかと思います。今日、6年生の教室に行ってみたら、卒業までのカウントダウンを示したものが黒板に掲示されていました。それには、17と書いてありました。いよいよ卒業までのカウントダウンが始まりました。嬉しいような寂しいような複雑な気持ちです。

妻ヶ丘地区意見発表会・善行児童表彰

 2月25日(火)に、妻ヶ丘地区の学校に在籍する児童生徒の意見発表会と善行児童に係る表彰式が行われました。東小児童の意見発表の後、本校の6年生女子児童1名が登壇し人権について考えたことをテーマに意見発表を行いました。発表内容の柱は、自分がいじめる側にもいじめられる側にもならないように学校のきまりを守っていることや、家庭内外において言葉遣いに気を付けていること、そして推理作家として有名なアガサ・クリスティーの言葉を引用し男女平等や人権の大切さなどについて自分が考えていることでした。多少緊張していたものと思われますが、自分の人権に対する考え方を具体例を挙げながら自分の言葉で堂々と発表することができました。次に、善行児童表彰の部では、同じく6年生女子児童が、次の4つのことが評価されて、表彰されました。1つ目は、毎日清掃ボランティアに率先して取り組んでいること。2つ目は、あいさつボランティア活動に取り組み、学校のあいさつをよくしようとする姿が見られたこと。3つ目は、図工や習字などの学習の後、率先して教室や廊下を清掃し奉仕の精神で環境美化に取り組んでいること。4つ目は、算数などで友だちに分かるまで教えることができ、問題が解けると一緒に喜ぶなど人の役に立ちたいという思いが強いこと。このように、学校生活全般において下級生の手本となるような姿が多く見られたことが認められて表彰されました。今回、意見発表した女子児童も善行児童として表彰された女子児童も、中学校でのさらなる活躍が期待できるのではないかと思いながら、客席から二人の様子を眺めたところでした。