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2020年5月の記事一覧

spaceX 人類の未来は素敵な夢に満ちている

今朝は、3時に起きて、NASAのライブ中継にくぎ付けでした。

だって、校長が憧れつづけた、宇宙への扉が開く瞬間に立ち会えるのですもの。
夢の気分でした。(実際、うつらうつら、夢心地でしたが)

イーロンマスク社長は、世界を変える超人です。
間もなく、イーロンマスク社長が宇宙一杯にまき散らした(展開させた)WIFI中継器が稼働を始め、ブラジルのアマゾンだろうが、南極だろうが、エベレストだろうが、空から降ってくるWIFI電波を受信する事ができるようになります。
これを空想でなく、実現させるのが、イーロンマスク社長が超人たる所以です。

さて、イーロンマスクさんは、いち早く、有人宇宙船の開発、そして、人類を容易に火星に運ぶ計画を打ち立てていました。

当初、夢物語だな、と私は思っていました。

なんの、なんの、イーロンマスクさん率いるspaceX社は、なんと、十年間で、有人宇宙旅行を可能にしたのです。

最もすごいな、と思うのは、ファルコンというロケットブースターです。

マグマ大使というアニメを御存じの方はおられないと思いますが、マグマ大使は、ロケットになって、垂直に着陸できます。私頃のお歳の人は、ロケットはあんな風に、垂直に着陸するもんだというイメージがあるのです。

ところが、現実的には、到底それは実現する技術ではありません。
ですから、スペースシャトルのブースターは、リサイクルとは言え、海上にパラシュートで着陸し、そのため、かなり傷み、リサイクル率も低かったと聞いています。従って、スペースシャトルは、とても高額なロケットだったのです。故にアメリカは、スペースシャトルを捨てるにいたったのでした。

さて、それから、約10年の年月が経ちました。まさかの、イーロンマスク社長、SPACEX社の台頭です。

YOUTUBEを見ると、ロケットブースターを垂直着陸させるために、何十回もの失敗、爆発を繰り返した様子が見られます。その繰り返しの爆発は、感動的でもあります。

そして、苦難を乗り越え、spaceX社は、「ロケットブースターの垂直着陸」・・・しかも、船の上に!を、実現させたのです。

そして、今回、初めての「民間会社」による、「有人飛行」が実現するのです。

これは、夢物語です。長生きして良かった。

校長の夢は、「宇宙飛行士」になること、もしくは、「宇宙旅行」でした。

十年、生まれが遅かったなあ。

今の小学生が、とてもうらやましいです。なぜなら、この子たちは胸を張って「宇宙飛行士」「宇宙旅行」を、夢ではなく、目標として語ることができるからです。

見ていてください。イーロンマスク社長率いる、SPACEX社は、月への有人飛行を実現させます。その頃、月で働く人が、自然に存在する時代になります。
同時に、宇宙旅行が、今より安く行ける時代が来ます。
そして、いよいよ、人類憧れの「火星」へ、人類が到達します。

その一歩が、本日の5:33の発射でした。
残念ながら、天候不良のため、延期(31日朝)になりました。

また、31日を楽しみに待ちたいと思います。

最後に、驚くべきことを2つ。

1 本格的な宇宙飛行は、8月から。
  なんと、第1回目の飛行には、我らのヒーロー「野口宇宙飛行士」が搭乗予定です。すごいことです。

2 トムハンクスさんが、このロケットで、人類初の「宇宙撮影~映画化」に挑むとのこと。わくわくします。

人類の未来は、このように、「素敵な夢に満ちている」と思うのです。

朝早くから、テレビを確認していただいた、皆さん、ありがとうございました。

機会ある毎に、子どもたちに、宇宙への夢を語っていただければ、ありがたいです。

by 校長