学校の様子

やさしいね

 5月のある朝のこと。一人の1年生が、校門前で泣いていました。事情は分かりませんが、なかなか足が進みません。登校してきたお兄さんやお姉さんが、「一緒に行こう」とやさしく声をかけてくれました。それでも足が前に進みません。そこへ、二人の同じ1年生がその子に寄り添って、声をかけながら手を握りました。すると、一歩ずつ前へ進み、三人で仲良く教室に向かうことができました。わずかな時間の出来事でしたが、「やさしい」時間でした。その三人の後ろ姿は、とても微笑ましく、思わず写真を撮ってしまいました。