学校の様子

2025年5月の記事一覧

平和学習6年

 本日、宮崎県戦争体験派遣事業の語り部 藤田悦子様を講師として招き、6年生が社会科の授業で平和学習を行いました。

 授業は藤田様の自己紹介・生い立ちの説明から始まり、次に、現在の世界情勢や現代の暮らしぶりなどを子どもたちの意見も交えながら話し合いました。

 戦争の体験談では、ご自身の小学生時代の通知表や父親の戦友からの手紙、召集令状など、現物(本物)や写し等も資料として活用しながら、時間が進みました。子どもたちは皆、真剣な眼差しでお話を聞いたり、質問に答えたりしていました。

 また、宮崎県内の当時の機銃掃射の映像や、戦争体験者の体験談なども視聴しました。

 最後に、子どもたちが各々、授業の感想を書き、それを発表し合ったり、藤田様に思いを伝えたりしました。

 戦争を体験された生の声・思いに触れることができ、子どもたちにとって、とてもありがたく、貴重な時間となりました。

    

    

ふれあい班で~新体力・運動能力テスト

 タイトルに「新」とありますが、文部科学省がこの取組を始めたのは平成10年なので、かれこれ四半世紀が過ぎています。毎年この時期になると、全国の小・中学校で新体力・運動能力テストが実施されます。

 山田小学校では本日、全8種目のうち、4種目を全校一斉に行いました。あとの4種目は別日に学年単独か2つの学年合同で実施します。

 本校は「ふれあい班」という児童のグループを構成しており、1グループは5~6人、それぞれの学年から1名ずつで編制しています。このふれあい班は、掃除時間にも担当場所を一緒に清掃しています。  

 今日の体力テストでは、班の上級生がお手本になったり、下級生の補助をしたりしました。特に、1年生にとっては初めての内容であり、種目によっては難しい動きもあるので、とても助けられました。今後、5月末までには8種目全てを終わらせる予定です。

    

    

    

ICTや情報・教育データの利活用

 ICT、情報教育、GIGAスクール構想、リーディングDXスクール・・・等々、文部科学省や県教育委員会、市教育委員会から教育政策・構想が打ち出されており、全国の小・中学校の児童生徒には、5~6年前から一人一台、学習用端末(タブレット)が導入されています。

 そんな中、教師に求められる資質能力の1つとして「ICTや情報・教育データの利活用」があります。本校の職員も、係や担当の仕事に校務用パソコンを有効に活用していますが、加えて学級担任は、様々な授業、教科に教師用端末(タブレット)も活用しています。国語科や算数科だけではなく、社会科や理科、図工科や体育科、道徳、学級活動・・・全ての教科において教材研究や事前準備を行っています。

 写真はある日の3年生の音楽科の授業風景です。曲の後半に鍵盤ハーモニカを演奏する学習内容ですが、教師が自分のタブレットに階名を書き、それを大型テレビに映し出しています。児童にとってはとてもわかりやすい工夫のひとつです。