お知らせ
 
 
高原小学校にある二つの石碑についてのページです。
お知らせ
高原小学校に伝わる二つの石碑にはそれぞれ「忠僕由善坊の碑」「孝子表彰の碑」という名前があります。
 
 
忠僕由善坊の碑
 由善坊は、藤田源五右衛門長保の家に仕え、八十四歳になるまで六代の主に仕えました。病気の主を精一杯支え、長保は村の重職を担うまでに回復しました。この碑は、彼の優しさを後世にまで伝えようと、、天保十五年旧高原地頭仮屋(現遍照寺)に建立されたました。
 
 
 
 
 孝子表彰の碑(旌孝)
 一八二六年生まれの中村作兵衛は、妻きよとともに病気の父母を献身的に支えながら、村の発展に努力しました。家族愛に満ち村の人々を思いやる二人の立派な行いは、領主の耳にも届き、島津忠義より「孝子」の姓を賜っています。
 
 
高原小学校では二つの石碑から伝わる「庶民の良い行いを褒め、多くの人に知らせ認め合おうとする高原の人々の優しさ」を大切にするため、平成26年5年に碑の除幕式を行いました。