山形県からの贈り物!伝統野菜の温海かぶが届きました(^^)/
11月19日の給食は、麦ごはん、牛乳、親子丼、そして特別な伝統野菜が入ったごま和えでした!
今年度、5年生が山形県の小学校との伝統野菜をテーマにしたオンライン交流学習を行っていますが、なんと、その交流している学校の子どもたちが地域の方と大切に育てた特別な「温海かぶ(あつみかぶ)」が、はるばる山形県鶴岡市温海地区から宮崎に届きました。子どもたちは、初めて見る温海かぶの姿に大興奮でした。1年生は、担任の先生に配った資料を見ながら、電子黒板で宮崎と山形の位置を確認し、その距離の遠さにびっくり!!そして、資料だけでなく、全校の子どもたちに本物に触れてほしいという想いから、放送を入れた後、温海かぶを持って全学級を周りました。子どもたちは、現物に触りながら、「つるつるしてる!」「形が丸くてかわいい!」と興味津々!私たち西米良の伝統野菜、糸巻き大根には白と赤がありますが、温海かぶを見て「赤のほうに色が似ている!」「形は糸巻き大根は長いよね」と、自分の地域の野菜と比較して、たくさんの気づきを教えてくれました。そして、今日の給食のごま和えに温海かぶをいれて食べると、シャキッとした食感がたまりません。「これが、山形の伝統の味なんだ!」という生きた感動が、給食の場であふれました。遠い山形ではすでに初雪が降ったそうです。温暖な宮崎県とは気候が全然違います。子どもたちは、この気候や風土の違いが、個性豊かな伝統野菜を生み出し、その地域の食文化を守っているということを、実際に食べて深く感じていました。教室をまわっていると、「どうやって交流しているんですか?山形県に行くんですか?宮崎県に来るんですか?」と6年生から質問が(^^)
5年生の学びはこれからも続き、12月にはオンライン発表会を開き、温海かぶを食べた感動や、宮崎の糸巻き大根の魅力を、私たちの熱い思いとともに山形県の小学校に伝える予定です。今回の給食を通じて、私たちは伝統野菜の面白さ、そして、地域の文化などを守り伝えることの大切さを、実際に給食で食べて、実物を見て触って、体験し実感することができました。そして、本校でも糸巻き大根を育てています!12月になって収穫になるので、今度は私たちから山形県にお送りする予定です。