学校の様子

理科は感動だ!㉝(「月と太陽」)

 6年生「月と太陽」の学習です。
 子ども達にとって身近な星「月と太陽」
 教科書の学習内容以外にも、疑問に思ったことをたくさん調べてきていました。
 ○ 太陽の直径-1400000km
 ○ 地球の直径-13000km
 ○ 月の直径-3500km
 分かりやすく、表すとこんな感じです。

【直径1.4m-太陽の1/10億の縮図】

 これに対して、月と地球の大きさは?同じ割合で縮尺すると・・・。
 な、な、なんと!
 地球は直径1.2cmのビー玉。月は3.5mmのビーズと同じ大きさになるのです。太陽のあまりの大きさにビックリの6年生です。



 次に、この日の学習問題である、この俳句について考えさせました。
「菜の花や 月は東に 日は西に」    与謝蕪村

 この時の月はどんな月か?
 方角を表すカードと月の模型を使って調べさせました。






 答えは、もちろん「満月」です。
 発展問題についても調べさせました。みなさんも考えてみてください。
 ○ 真夜中、東の空から上る月は?
 ○ 「上弦の月」が西に沈むのは何時頃?
 ○ 「下弦の月」が南に見えるのは何時頃?
 ○ 夕方18時頃三日月が見える方位は?
 かなりの難問でしたが、正解すると飛び上がって喜んでいました。

 最後に「日食」について説明した後、日食を利用すると「地球から太陽までの距離を出すことができる」という体験をさせました。



 地球から見ると、「太陽」と「月」の大きさが同じになり、重なるとき「日食」が起こる。


 重なったときの距離をメジャーで測りました。驚くほど正確に地球から太陽までの距離を出すことができました。感動!!