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三先生を偲ぶ会

6月14日(金)

昭和20年5月14日に学校は爆撃を受け、当時、勤務されていた黒木君子先生、三輪百代先生、長友ナミエ先生の3名が殉職されました。

都農小学校では、毎年、この悲しい出来事を忘れないように、平和と命の尊さについて全校で学ぶ機会を設けています。それが「三先生を偲ぶ会」です。

今年の三先生を偲ぶ会には、当時のことをお話しいただく地域の方や都農町長様が参加してくださいました。

 

今日の三先生を偲ぶ会では、6年生がこの日の様子を劇で紹介してくれました。

 

また、全校児童で「折り鶴」を歌い、地域の方のお話をお聞きしました。

体育館には子どもたちの素直な歌声が響き渡りました。

 

地域の方は、当時の都農町の様子や爆撃を受けた日の様子をお話してくださいました。

3年生以上は話す人の方を見て、真剣な表情で話を聞くことができました。

この後、6年生の代表児童が作文を発表し、献花を行い、今年度の三先生を偲ぶ会は終了しました。

これからも、都農小学校で起きた戦争による悲しい出来事を忘れないよう、年に一度は戦争で亡くなられた三人の先生方のことを思い出し、今後も平和な世の中が続くように祈るだけでなく、まずは自分自身、そして自分の周りにいる友達を大切にできるおすずっ子を育てていきたいと思いました。