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学校図書館のお話 その①

9月17日(火)

 突然ですが、以下の問題を○か×かでお答えてください。

Q1 学校には図書館を置かなければならない。
Q2 学校図書館について定められた法律がある。
Q3 学校図書館に置く本の冊数や種類は決まっている。
Q4 都農小の学校図書館の蔵書数は、約6500冊である。

Q5 宮崎県は生涯にわたって読書に親しむ「日本一の読書県」読書県みやざき」をめざしている。

正解は…

Q1→○、Q2→○、Q3→×、Q4→×、Q5→○

 これは、夏季休業中に行った学校図書館に関する職員研修で出した問題です。

 学校図書館法(第3条)により、学校には図書館を置くことになっています。学校図書館とは、単に本を置いている場所ではなく、「本などのさまざまな資料を収集・分類・整理・保管して、利用者に提供する施設」なのです。都農町には学校図書館のお仕事をしてくださる先生(以下学校図書事務の先生)がおられ、町内の5つの小中学校を巡回されています。常駐されているわけではありませんが、週に一度、本校にも足を運んでくださり、学校図書館の整備をしてくださっています。従って、本校にあるのは「図書室」ではなく「図書館」です。ただ、「図書館」というと公共図書館(都農町であれば町民図書館)と混同してしまうので「学校図書館」と呼ぶように心がけています。

 下の写真は、学校図書事務の先生が夏季休業中に学校図書館でお仕事をされている様子です。

 今年の夏季休業中に職員研修を行い、学校図書館の蔵書構成(所蔵された本に偏りがないか、学習資料として相応しい内容かどうか等)や館内の本の配置の見直し等を行い、本年度町からいただく予算とPTA予算でどんな本を購入するかを先生方に決めていただきました。

 先生方の研修の様子は写真に撮れていないのですが、全ての先生方で学校図書館に係る作業をしていただきました。

 その②では、プチリニューアルした学校図書館の話などをお伝えしたいと思います。