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2025年9月の記事一覧

第2回学校運営協議会~防災教育を考える~

9月12日(金)

 昨日(9/11)の午後、第2回学校運営協議会を行いました。今年度のテーマは、学校で取り組む防災教育ということで、昨年度に引き続き、2回目は本校の先生方も交えて協議を行いました。

 まずは、グループ毎に自己紹介を行いました。

 その後、学校としてどんなことができるのかについてグループ別協議を行いました。

 

 出された意見は、タブレットに入力され、随時、正面の大型テレビに映し出されます。そのため、他のグループの意見も同時進行で見ることができます。

 

 各グループで出た意見を共有し、まとめをしていただき、会を終了しました。

 

 どのグループもそれぞれの立場で考えを述べ合い、和やかに協議が行われていました。災害は予測できないものもありますが、学校で学んだことや訓練したことが、子どもたち自身の命を守ることにつながるよう、今回出されたご意見を取り入れながら、引き続き、学校での防災教育に取り組んでいきたいと思いました。

 参加してくださった学校運営協議会委員の皆様、教育委員会の皆様、ありがとうございました。

はきものをそろえる

9月8日(月)

 校内巡回をしていた時に出合った光景です。

 音楽室前のろう下です。音楽室を使用していたのは2年生でした。とても気持ちがいいなと思い、思わずシャッターを押しました。そして、「はきものをそろえる」という詩を思い出しました。皆さんは、この詩をご存知でしょうか。

「はきものをそろえる」

 はきものをそろえると  心もそろう
 心がそろうと はきものもそろう
 ぬぐときにそろえておくと
 はくときに心がみだれない
 誰かがみだしておいたら
 だまってそろえておいてあげよう
 そうすればきっと
 世界中の
 人の心もそろうでしょう

 

 

 この詩は、長野県にある円福寺というお寺のご住職を務められた藤本幸邦(こうほう) さんという方の詩です。

 藤本さんによれば、まずは自分の履物をそろえることが大切であり、それができる人は他の人の履物もそろえることができるそうです。また、自分で心をそろえ、整えることができる人は、人の心にも寄り添うことができるそうです。

 人が生きていく上で、心が落ち着かなかったり乱れたりした時に、自分で自分の心を整え、コントロールしていくことや、相手の立場に立って相手の心に寄り添うことはとても大切なことです。

 子どものうちから、履物をそろえる節度ある礼儀正しい行為を身につけさせることは、自分の心と向き合い整えていく習慣づけとなり、自分を成長させる人間形成上のよさがあります。また、いつでもどこでも日常的に実践する機会があり、簡単に確認することもできます。履物をそろえる意味や心地よさを改めて見つめ直し、子どもの一つの行為から、学級や親子で考え直す機会をもつことは、とても大切なことだと思います。

 お子様の益々の成長をともに願い、御家庭でも話題にしていただけると幸いです。

理科の自由研究~5・6年~

9月8日(月)

 校内を巡回している時に、5・6年生の理科の自由研究が掲示してあるのを見つけました。

 一人一人の子どもが、自由研究に取り組んだ理由や、どのように自分の課題を解決したかが書かれています。学校図書館に向かう途中で足を止めて、友だちの自由研究を見ている姿も見られました。

 

 自分の課題を自分で解決する。

理科の自由研究は、『自分の「やってみたい」に挑戦できるおずすっ子』に向けた取り組みの一つだと思います。学校にお越しの際は、ぜひ、自由研究もご覧ください。

地域の方のお力を借りて~ワシントニアパームの剪定~

9月2日(火)

 強風が吹くと、正面玄関前のワシントニアパームが大きく揺れ、時に、枝が落下してくることがあります。これまで、子どもたちの登下校の時間とは重ならずに済んでおりますが、台風シーズンを迎える前に、何とかしなければと思っていました。

 そんな中、校区内で電気工事を営まれている地域の方(元保護者の方)が、子どもたちの安全のためにと、ワシントニアパームの枝の剪定をボランティアで行ってくださいました。

 高所作業車を使い、枝を剪定してくださいました。

 

 たくさんの枝を剪定していただきました。

 

 おかげさまで、見た目もすっきりとし、強風で枯れた枝が落下してくることもなくなりました。

 

 学校は、このようにたくさんの地域の皆様の温かいご理解とご協力に支えられています。暑い中の作業は大変だったと思いますが、本当にありがとうございました。

命の日~防災の日~

9月1日(月)

 毎月実施している命の大切さについて考える命の日。今月は、今日(9/1)が防災の日ということもあり、避難訓練と合わせて、本日実施しました。

 大正12年(1923年)9月1日に発生した関東大震災は、死者・行方不明者10万5千余人という大惨事になりました。この震災を教訓として、一人ひとりの防災対策の重要性を広く国民に理解してもらうため、9月1日が「防災の日」と制定されました。(政府広報オンラインより)

 これを受け、今回の避難訓練は地震について行い、各学級で、以下の指導を行いました。

① 地震が起きた際の心構えや避難経路の確認

【過去の大きな地震について話を聞きました】

【頭上にある扇風機の落下についても考えました】

【避難するときの合言葉「お・は・し・も」】

【揺れたら机に潜り身を守ります】

【いつでも屋外へ避難するために上靴を履くのです】

② 地震発生の放送後の一時避難

  今回の避難訓練では、熱中症対策も考え、室内での避難としました。

 揺れがおさまったという放送が入るまで、机の脚を持ち、身の安全のため、どの学級の子どもたちもじっとしていました。

③ 各学級担任が管理職へ報告

 各学級の先生方が、教頭先生へ学級の状況を報告します。

④ 余震時の動きの確認

  1回目の地震がおさまった後、先生方と地震の際の安全な行動等をふり返っている中で、余震の放送を入れ、再び身を守る行動を取れるかを確かめる場を設定しました。

 余震がおさまった後、学級によっては、ろう下に出て運動場へ避難する際に気を付けることなどの指導も行われていました。

 

⑤ 宮崎県防災教育資料「災害から命を守る」(下学年版DVD)を視聴し、学習をふり返る。

  校内をリモートでつなぎ、全校でDVDを視聴し、自然災害の怖さやそこからどのように身を守るかなどを確認しました。

 

 学校にいる時間に起きた災害には、このような形で身を守り、避難することを学びました。災害はいつ起こるかわかりません。今日は防災の日です。ぜひ、ご家庭でも、話題にしてみてください。