日誌

子ども受難の時代

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昨晩、きよたけ郷ハートムの初鹿野聡さんを講師にお招きして、第2回PTA連絡協議会を本校図書室で行いました。
 
初鹿野さんは「地域における安全で安心なまちづくり」と題し、昨今起こっている子どもに関する事件を取り上げ、どうして未然に防げなかったのかという視点で、いかに子どもたちの命を守るかについて熱く語られました。そこで強く言われたのは、安全教育として、「危ないところに気づく力」を日頃から具体的に養うことと、利害関係のない教師以外の大人とコミュニケーションをとり、五感で人間関係を構築する術を覚えさせていくということでした。安全は暗記させて育つものではないとも言われました。
 
まさに、日々大人が子どもにどう関わっているかの裏返しが、子どもの行動として表れているとのことで、子どもは「坑道のカナリヤ」として悲鳴をあげているとも言われました。まさに子どもは受難の時代だと。