ここでは地産地消や季節のメニューなど話題のメニューを紹介します

2月2日の給食


今日の献立は、ミルクパン、牛乳、魚フライタルタルソースかけ、コンソメスープでした。
今日は、コンソメスープに入っていたコーンに関するお話です。コーンそのものではなく、コーンの入っている入れ物についてのお話です。給食ではコーンや果物、ツナなど、缶詰にされている食べ物を使います。皆さんの家にも保存食などでおいているところもあるのではないでしょうか。缶詰は食べ物を長い間保存でき、どんなところへでも持ち運びできるすごい発明です。この缶詰のもとになる発明をしたのはフランスのパン屋さんだそうです。当時、フランスでは戦争で多くの兵士の方々が戦っていました。しかし新鮮な肉や野菜が足りずに困っていました。そこで食べ物をどんなところにでも持ち運びでき、味も変わらず、腐らないようにする方法を考えた人には賞金を与えるという募集があったそうです。そこでパン屋のアペールという人は、肉や野菜をビンに詰めしっかりと蓋をし、熱を加えたりすることで3ヶ月保存できることに成功したそうです。これをもとに、イギリスのデュラントが、ブリキの缶を使い、今のような缶詰が発明されました。新しいことを発明するには、いくつもの失敗や苦労がありましたが、今では私たちの生活に大変役立っています。もしかしたら将来、諦めずにやり続ければ、皆さんの中からアペールのように「あっ!!」と驚く発明をする人がいるかもしれませんね。今日もごちそうさまでした。