ここでは地産地消や季節のメニューなど話題のメニューを紹介します

3月20日の給食


今日の献立は、ごはん、根菜ハンバーグ、添え野菜、みそ汁でした。
今日は、「出汁(だし)」についてのお話です。料理のうま味を出すために欠かせないのがこの「出汁」です。出汁は、肉や魚の骨、貝、しいたけ、コンブなどを煮出してとった汁のことです。日本料理はかつお節、コンブ、煮干しなどでとりますが、洋食では肉や魚の骨を使います。日本料理でおいしい出汁の取り方は、長い時間グツグツ煮ないで、沸騰させずに短い時間でとります。これは煮干しの苦みやえぐみなどが汁の中に出ないようにし、おいしいうま味だけを汁に出すためです。出汁の取り方一つで、料理の味が決まります。給食でもみそ汁やすまし汁の時に煮干しから出汁をとります。沸騰させないように火加減に注意しながら、じわりじわり煮干しのおいしいところだけを汁にします。今日のみそ汁も出汁の取り方に手間をかけて作って下さっていました。おいしかったですね。ごちそうさまでした。