学校の様子

茶道クラブ茶室体験!

茶道クラブでは、1年間、茶道や歩き方、おじぎなどの所作を学んできました。
今年度最後のクラブ活動では、これまでご指導していただいた岡野宗静先生のご自宅の茶室を体験させていただきました。
はじめに、梅の香り漂うお庭の蹲(つくばい)へ。柄杓(ひしゃく)を手に取り、1人ずつ手を清めました。
次に、躙口(にじりぐち)から茶室へ入っていきました。「えっ!玄関があるのに、ここから入るんですか?」と驚く児童もいました。身分の上下関係なく、低く頭を下げて茶室に入るという深い意味があります。
茶室では、香がたかれ、炉(ろ)に茶釜(ちゃがま)が置かれていました。岡野先生のお手本を見た後、茶釜に落ちるお湯の音を楽しみながら、1人ずつ柄杓でお湯を入れ、お茶を点てました。初めて使う柄杓にドキドキ。やけどをしないよう気をつけながら、持ち方を教えていただきました。
短い時間でしたが、子ども達は五感をフルに使って本格的なお茶室での茶道を体験することができました。岡野宗静先生、ありがとうございました。