学校の様子

初等部全校集会

10月の初等部全校集会が行われました。

校長先生は、不適切な言葉について教えてくださいました。現在残っている言葉の中には、誰かに不快な思いをさせてしまう言葉があるのだそうです。例えば、「舌足らず」「片手落ち」「手短に話す」等です。先日行われたパラリンピックの選手たちは、障がいがある中で自分の力を精一杯発揮し、世界中から拍手を送られました。思わぬ事故で障がいをかかえることになってしまったり、生まれつき障がいがある方々がいます。また、障がいがあるなしにかかわらず傷つけてしまう事例として、「良妻賢母」や待合室などで「おばあちゃん、どうぞ」という言葉も同様だとおっしゃっていました。校長先生が最後におっしゃったことは、「時に言葉は凶器になる」「相手を傷つけないようにしてほしい」「相手を喜ばせるようにしてほしい」でした。

その他にも、生徒指導の先生から「あと一歩」という話もありました。あいさつをする子は多くなってきたけど、保護者からは「自分からあいさつをする子が少ない」という意見があることをおっしゃっていました。また、自分からあいさつをしているのだけど、声が小さくて相手に伝わらないのは、もったいないです。一方、学校で一番あいさつがすばらしい登校班も紹介してくださいました。その登校班は、遠くにいるのに先生の姿が見えたら、大きな声であいさつをするのだそうです。そんなあいさつ名人が、学校全体に広まってくれるといいですね。

図書の先生からは、地震の本の紹介がありました。4年生の子たちが本を頭上に大きく掲げてみんなに見せてくれました。読書の秋です。宮崎県は、「日本一の読書県」を目指しています。すてきな本にたくさん出合える子たちが、いっぱい増えるといいですね。