学校の様子

今こそ自立と貢献を

一部の自治体を除いて、全国的に、本日より、小中学校は臨時休業となりました。
今朝の学校は、児童生徒の声も響かず、抜け殻のようです。
学び舎に児童生徒がいないのは寂しい限りです。いち早い終息を願っています。

 昨日、職員には、「今こそ自立と貢献を」という話をしました。
学校では、チャイムとともに学習が始まります。それは、休み時間でも、給食でも、清掃でも同じです。
 今日から、子どもたちは「自立(自律)のチャイム」を鳴らして生活を送らなければなりません。テレビを観ようが、ゲームをしようが自由なのですが、自立(自律)のチャイムを鳴らして、自分でよい過ごし方を作り上げる機会にしてほしいのです。
 加えて、家庭への徹底的な貢献です。
勉強するだけが小中学生の役割ではありません。家庭人として果たすべき役割はたくさんあります。保護者が「こんなことまでやってくれて有り難い。」と感謝したり、「よく気のつく子に成長したものだ」と感動したりするくらいの働きを家庭でしほしいのです。働いている保護者が疲れて帰宅したときに、散らかったままで、家庭で、もう一仕事がある状態になってほしくはありません。我が子が自宅にいるからこそ、洗濯物がたたまれていたり、茶碗が洗われていたり、掃除機がかけられていたりして、この難局をプラスに変える動きを期待しています。
 初等部も中等部も先生方は学校再開に向けて、しっかりと準備を進めています。
再開の日に、子どもたちの自立と貢献の火を確認します。
ご家庭でも、お子様に話をしてください。    校長 三樹和幸