作品選

2024年8月の記事一覧

8/14 宮日新聞 若い目

なみだをこらえ

4年 長尾 華波

 国語で「一つの花」の勉強をしました。私は、お父さんが戦争に行く場面で「何も言わずに汽車に乗って行ってしまいました」というところが心に残りました。

 なぜなら、お父さんが最後に出てくる場面だからです。きっと戦争に行く前、一輪のコスモスをゆみ子にわたす時、涙をこらえながら、何も言わずに汽車に乗ったのだと思います。

 私はこのお話を読んで、お父さんはゆみ子ともっと遊びたかったし、もっとしゃべりたかっただろうと思いました。