作品選

作品選

5/18 学園歌壇 杉田一成選

一年生 少し大きいランドセル もう小さいな六年生

佐藤 芽生

 

雨上がり 落ち込む気分 上がってく 不思議な不思議な 魔法のように

笹部 花菜

 

ボランティア 一生懸命がんばった みんなにニコニコ してもらうため

中田 さくら

5/11 宮日新聞 若い目

自分らしく挑戦

小田口 令花

新しいクラスでの最初の日、ドキドキしながら教室に入りました。クラスメイトには、仲の良い友達も初めて一緒になった人もいました。給食が終わった後の昼休み時間、いろいろな人と話しました。これから1年間、このクラスで頑張ろうと思いました。

小学校最後の1年間なので、勉強やスポーツを頑張って、立派な中学生になれるようにしたいです。まだ始まったばかりなので、今のクラスに早く慣れたいと思います。5年生の時に苦手だった教科を頑張ったり、運動会で活躍したりすることを目標にしたいと思います。

家に帰ると母から「どうだった?」と聞かれたので、新しいクラスのことを話しました。父からは、「自分らしく、たくさんのことに挑戦しなさい」と言われたので頑張りたいと思います。

5/4 学園詩壇 中馬宣明選

                  畝原 凛空

ぼくの妹一年生

いつもぷんぷんおこっている

いつもえんえん泣いている

 

小さいけれど力は強い

小さいけれどたよりになる

小さいけれど声は大きい

小さいけれどよく食べる

 

泣き虫だけど負けずぎらい

はずかしがりやでもおもしろい

 

いつもけんかするけれど

いつも泣かせてしまうけど

いつも二人でおこられているけど

いつも遊んでくれてありがとう

 

ぼくの小さな妹よ

ぼくの妹になってくれてありがとう

 

4/20 学園歌壇 杉田一成選

山ザクラ きれいにさいて まぶしいよ

ずっとずっとね 見ているからね

伊藤 慎輝

 

もう春だ 窓の外には 桜の木

みんなに喜び 届けてくれた

那須 咲由莉

 

草むらに ひとりぼっちの てんとう虫

もうすぐ春が くる合図かな

畝原 ななみ

4/19 宮日新聞 若い目

やってよかった

柏田 姫芽

 今日、入学式の準備がありました。私は7組の担当でした。後ろのロッカーをふいたり、床をふいたり、窓のサッシをふいたりしました。

 その教室の担当の先生から「花などのかざり付けをするけど、あなたたちに任せる!」と言われたので、最初は、「え!?」と驚きました。かざり付けが終わり、先生が見に来ると、先生に「めっちゃ良い!!」と言われたので、うれしかったです。不安だったけど、やってよかったなあ、と思いました。

4/6 学園詩壇 中馬宣明選

考えてみると

      長田 唯乙菜

考えてみると

不思議なことがたくさん

 

水はつかめない

目では見えているけれど

空気は何色

見えないからとう明なのかな

不思議だな

 

考えてみると

すごいことがたくさん

 

木の葉は自然と増えている

水やりをしていないのにね

人間は自由に動ける

体の中のほねは硬いのにすごいなあ

 

考えるだけで

新たな不思議やすごいことが見つかる

考えるってすてきだね

 

【評】

ユニークな発想、楽しいですね。素直な思いが巧みに表現されているなあ。「水やりをしていないのに」ね、考えるよね。新しい不思議が見つかるといいな。