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不審者対策避難訓練

 本日5月12日(金)に、不審者が学校に侵入し、児童の生命に関わる不審な行動をとったとき、児童が安全かつ迅速に行動し、避難することができるように、避難の仕方や約束事を確かめる訓練を行いました。

 今回は実際に警察官の方にもご協力を願いました。

 不審者に扮した警察官が3年生教室の前を歩いているのを、学級担任が発見するという想定です。発見した学級担任はすぐに携帯電話で事務室に電話をかけ、全校に放送しました。各教室は鍵を閉め、男性職員は隣の女性学級担任に児童を任せ、不審者の場所へさすまたや柄の長いほうき、椅子、特殊警棒等を持って現場に急行しました。

 現場に急行すると、不審者を興奮させないように対話し、警察官が来るまで、児童に影響がない校舎外に誘導しました。しばらくの間、不審者と対峙をしていると、警察官が駆け付けてくださり、不審者の確保となりました。同時に、不審者を確保する際の注意点を男性職員にご指導いただきました。

 

 不審者の確保ができたら、児童を運動場に避難させました。

 運動場では、校長及び不審者に扮した警察官の話がありました。警察官の方からは、命を守る訓練なので、真剣に行うことと「イカのおすし(知らない人についてイカない!、知らない人の車にのらない!、おおきな声でさけぶ!、すぐにげる!、家の人や先生にしらせる!)」についての話がありました。

 今回の訓練で良かった点は、運動場に避難するときには、無言で静かに素早く避難できたことでした。課題は、事前に児童へ不審者対策避難訓練があることは知らせていましたが、全校放送を聞いて興奮し、大きな声をあげて学級担任の声が通らなかったところがあったということです。今後、地震や火事等における避難訓練もあります。命に関わる避難訓練です。児童一人一人にもっと意識化させていきます。