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学校の様子

門川町一斉ラジオ体操が開催されました。

 夏休みが始まって最初の平日である7月22日(月)に、門川町の夏の恒例「門川町一斉ラジオ体操」(主催:門川町PTA協議会、門川町子ども会育成連絡協議会)が、本校の運動場を含め、草川小学校、五十鈴小学校、旧西門川小中学校運動場を会場に行われました。

 午前6時15分から開会でしたが、午前5時50分頃から、門川小学校の児童及び卒業生はもちろんのこと、保護者、地域の方等、幅広い世代の方々が次第に運動場に集まってきてくださいました。門川町のマスコットキャラクターである「かどっぴー」も特別ゲストとして駆けつけてくれて、一緒に良い汗を流しました。

 

 この活動の目的は、「ラジオ体操をとおして、子どもたちに早起き、早寝、朝ごはんの規則正しい生活習慣を身に付けさせるとともに、地域の連帯感を高める」というものです。昨年度は学級ごとに並びましたが、今年度は地域の人たちの顔を知ろうということで、行政地区ごとに並んでラジオ体操をしました。小学生と地域のおじさんやおばさん、そして高齢者の方々がお互いに顔を合わせて会話を楽しむ姿をたくさん見ることができ、まさにその目的どおりのとても和やかな雰囲気でした。参加者は、200人を超えていたと思います。

 

 嬉しいことに、今年度も門川中学校や門川高等学校の生徒さんたちがボランティアで来てくださいました。児童を行政地区ごとに整列させたり、最前列で模範演技をしたりしてくださいました。とても上手でした。特に、「ラジオ体操第二」は、小学生にとってあまり馴染みがない動きなので、注目の的でした。

 解散時には、記念品のノートを一般参加者(大人や幼児:児童には既に配付済み)に配付したり、子どもたちのラジオ体操カードにシールを貼ったりもしてくださいました。「ありがとうございます。」「やったー。シールを貼ってもらった。」等の声があちこちで聞かれ、生徒さんたちもきっと満足されたことでしょう。とても頼りになりました。

 

 約30分間という短い時間でしたが、多数の参加者の皆様と笑顔いっぱいのさわやかな朝を過ごすことができまして大満足でした。会場設営や司会・進行をしていただいたPTA育成指導部長をはじめとする運営委員の皆様、参加の呼びかけをしてくださった各地区の地区会長・民生委員児童委員・育成会長の皆様、そして、門川中学校や門川高等学校のボランティアの皆様、参加していただいた保護者や地域の皆様、平日にもかかわらず児童のために早朝よりご協力・ご参加いただきまして、本当にありがとうございました。

 明日以降も、夏休み中にラジオ体操が継続的に行われる地区があります。そちらの方にも、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

1学期が終わりました~さあ、明日から夏休み!~

 7月19日(土)に第1学期の終業式を行いました。

 まず、2・4・6年生の代表児童が1学期にがんばったことをそれぞれ発表しました。2年生は、あいさつをがんばったこと、4年生は、算数の学習と家庭学習をがんばったこと、6年生は朝のボランティア活動と読書をがんばったことを具体的にハッキリとした声で発表しました。

 次に校長先生の話がありました。1学期を振り返って、命を守る行動ができたか?夢に向かってがんばることができたか?という話でした。そして、1学期の最初と比べると、朝の遅刻が減ったこと、帽子をかぶって登校しない児童が減ったこと、トイレのスリッパが揃っていることが増えたことを話されました。さらに、「”ハートフル”門小」と関連付けて、遠くからあいさつをもらって、地域の方も校長先生も嬉しい気持ちになっていること、下級生に優しく接する(遊んだり、面倒をみたり)上級生が多いこと、6年生の児童が朝ボラで草抜きを一緒にしてくれたことを話されました。

 生活指導の先生は、「夏休みのしおり」の拡大版を用意されて、「安全で楽しい夏休みを過ごすために、火・水・車・人・金に注意しましょう!」「その中でも特に”水・火・水“の合言葉を守って、大きな事故やケガを防ぎましょう!」と児童に呼びかけました。

 〇「車」…飛び出し、自転車の二人乗り・三人乗り、自転車の並進をしない。

 〇「火」…花火は大人と一緒にする。

 〇「水」…門川町で公に認められている泳いでよい川や海はない。だから、監視人もいない。

      もし、川や海に、釣りや遊びに行くときは、大人と必ず行く。

 最後は、表彰がありました。「令和6年度 歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクール」において、2名の2年児童が第1位パールリボン賞と佳作を受賞しました。全校児童から大きな拍手を受けながら、校長先生から賞状をいただきました。

 この1学期、命に危険が及ぶような大きなケガや事故はありませんでした。これも保護者の皆様、地域の皆様のおかげだと思っています。どうも、ありがとうございました。

 登校日及び2学期の始業の日に再び、元気な児童の顔が見られることを楽しみにしています。

校長室通信「ハートフル門小」(7月号)をアップしました!

6月16日発行の校長室通信・第4号を本ホームページ(学校からのおたよりコーナー)にアップしましたので、お時間があればご覧ください。

今回は、「1学期(71日間)終了」「○○が増えました □□が減りました」「コミュニティ・スクール5年目始動」「数値目標6項目の途中経過を報告」の4つの記事を掲載しています。

ようこそ先輩~アニメの歴史~

 7月16日(火)は、第6学年の門川タイム(総合的な学習の時間)に、宮崎マルチメディア専門学校の三橋幸四郎副校長先生をお招きし、子どもたちが大好きな「アニメ」の歴史についてお話をしていただきました。児童へのキャリア教育の一貫でした。

 子どもたちが大好きなアニメですが、アニメの始まりは、5200年前のイランだと教えてくださいました。その時代の食器の縁にある絵柄を切り取り、4コマ漫画のようにつないでみると、「鹿がえさをとるような動き」が表現されていたそうです。その時代から始まったアニメですが、いろいろな工夫によって、アニメが進化し、発明王であるエジソンもかかわって、絵が動く仕組みを進化させたということでした。

 今のアニメの作成スタイルになった日本での最初は、「なまくら刀 塙凹内名刀の巻」(なまくらとう はなわへこないめいとうのまき)というお話で、お侍さんが登場する白黒で表現されたアニメだったそうです。

 世界では、ディズニーの「白雪姫」からカラーでのアニメが始まり、1秒間に24枚の原画が必要だったそうです。その後、改善され1秒間に8枚の原画で表現するスタイルが今でも使われているということでした。原画作成は、色づけも難しい作業で、色そのものを管理する仕事の人もいたそうです。今では、コンピュータを使い、いろいろな世代の方にも観てもらえる工夫がされているということでした。昔人気だったアニメも,今の技術を使って、再現され人気を高めているそうです。

 最後には、実際に使っていらっしゃる下絵用の高価な紙をいただいたり、アニメの仕組を作った用具を見せていただいたり、手を使って実物の人形を動かすとそれに連動してテレビ画面に映ったキャラクターが動き出す体験をさせていただいたりして、アニメ制作に関わるいろいろな仕事を知る機会になりました。

 アニメが大好きな子どもたちです。その歴史や制作過程の一部を知ることができ、今後のアニメの見方や将来の職業選択の視野が広がったと思います。三橋様、お忙しい中、本当にありがとうございました。

なみ縫い、できたよ!

 7月12日(金)、門川高校生活科学系列の3年生12名にお手伝いいただきながら、5年生が、裁縫の実習に取り組みました。

 5年生になって初めて登場した「家庭科」。調理実習にも楽しく真剣に取り組みましたが、今回は裁縫でした。

 児童は、早々と裁縫道具を学校に持ってきて、今日の日をとても心待ちにしていました。

 そして本日、いよいよ「なみ縫い」に挑戦しました。やっとの思いで針に糸を通した後、玉どめ。練習用布に描かれた模様に沿ってなみ縫い。最後に玉どめへと進んでいきました。

 失敗しても優しく受け止めて教えてくれる門川高校生との交流の時間は、あっという間に過ぎてしまいました。「えぇ、もう終わり?」と名残惜しそうな5年生でした。とてもすごい集中力を発揮していました。

 5年生は、昨年度、防災関係でも門川高校生にお世話になりました。地元の小学生のために一生懸命になってくださる門川高校生、本当にありがとうございました。

 

児童の作文が新聞に掲載されました!

6月12日の夕刊デイリー新聞『光の子』のコーナーに、山本朔太さん(2年生)の作文が掲載されました。タイトルは「しあい」です。

また、7月5日の夕刊デイリー新聞『光の子』のコーナーでは、山本惣太さん(3年生)の作文が掲載されました。タイトルは「たん生日のプレゼント」です。

紹介が遅くなってすみませんでした。

これで、本年度の作文の新聞掲載者は、ちょうど10人となりました。

第1回 学校運営協議会を開催しました。

 6月25日(火)の午後7時~午後8時30分に第1回学校運営協議会を開催しました。

 はじめに、門川町教育委員会から新規の委員様に対して委任状交付式がありました。

 次に、校長から、学校運営協議会の意義を含めて学校経営方針の説明があり、学校運営協議会委員の皆様に承認をいただきまいた。令和6年度は、令和5年度の学校評価を受けて、「徹底と継続」を合い言葉に、「①生徒指導の充実」、「②学習習慣の定着」、「③基礎学力の定着」、「④読書活動の推進」、「⑤学校・家庭・地域との連携による教育の推進」を重点目標として教育活動に取り組んでいきます。

 最後に、学校運営協議会委員さんを2班に分け、ワークショップ(参加者が主体的に参加する)型で協議・熟議を時間をかけて行いました。

 令和4年度末に、管理職が替わっても、学校運営協議会における協議が、さらに活性化していくと期待できる、令和5年度~令和7年度の学校運営協議会の年次計画を作成しました。門川小学校における協議の柱(テーマ)は、「①防災教育(危険回避能力の育成)」「②あいさつ(コミュニケーション力の育成)」の2つです。それをもとに、2年次である令和6年度は、「『目指す地域の姿(目標)』に対して、自分及び自分の所属する班は、学校運営協議会委員として何ができるか。」について協議・熟議を行ったということです。

 その結果、具体的に以下のことを考えてくださいました。

1 防災教育班

 〇 避難訓練の事前周知のためのポスターを制作する。

 〇 参加協力いただいた企業には後日、児童が社会科見学で訪問し、その企業がどのような仕事をしているか

  紹介していただく手伝いをする。

 〇 企業の参加例(見守る、誘導する、帯同する)を示す。

 〇 避難訓練の計画を、学校で話し合う段階から参画する。

 〇 ノーメディア読書ディを中心に、家庭で防災について話す場を設けるように呼びかける。

2 あいさつ班

 〇 こちらが気持ちよいあいさつを、ひたすらする。

 〇 「親子であいさつ登校」を中心に、保護者(大人)があいさつする姿を子どもに示すように呼びかける。

 〇 回覧板を、玄関先に置くのではなく、直接手渡しをする。このことで、地域の方と顔を合わせる機会を増

  やす。その趣旨を各地区会長さんに示し、地区内にその運動が広まるように依頼する。

 〇 あいさつのエピソードを募集し、挨拶の機運を高める。

 今後も、地域とともにある門川小学校、地域を元気にする門川小学校であるように、学校・家庭・地域が一体となった教育を推進してまいります。

「リバーパル五ヶ瀬川」に行ってきたよ!

 7月5日(金)は、5・6組の児童とその保護者の方と一緒に、リバーパル五ヶ瀬川に行ってきました。

 施設のすぐそばに友内川(ともうちがわ)が流れており、干潮の時には干潟遊びができます。かにやえびの仲間を捕まえたり、シオマネキが近付くと一斉に穴にかくれるところを見たり、泥にはまって抜けなくなったりと、初めての体験にうきうきわくわくの児童でした。そして、爽やかな川風が吹く中、浅い川で水遊びもさせていただきました。自然体験を満喫した児童でした。

 泥を流して施設に戻ると、どしゃぶりハウスの体験もさせていただきました。あまりの大雨に、びっくりしてしまった児童もいましたが、大雨の時にはどうしたらよいか、みんなで考えるよい機会になったと思います。

 カヌー遊びもできると聞いて、「夏休みにまた来たいな。」と児童は、言っていました。

しゃぼん玉、もっともっと、空高く!

 1年生は、生活科「夏となかよし」という学習で、夏にできる遊びをみんなで考えました。

 児童からは、「水遊び」、「しゃぼん玉遊び」という声が上がりました。そのうち、今回はしゃぼん玉遊びを行うことにしました。どんな道具でしゃぼん玉ができるか、道具をどのように使えば大きいしゃぼん玉ができるかなど、児童は楽しみにしながら考え、「ストローを持ってこよう。」「家にハンガーがある。」と、持ってくる道具もイメージしてメモをする子もいました。

 7月4日(木)の当日は、大きく腕を動かしたりゆっくり動かしたりしてみて、できるしゃぼん玉の大きさが違うことに気付いたようでした。お天気で風もあり、風の力で自然としゃぼん玉ができることにも驚いた様子でした。

 身の回りにあるもので遊びに使えるものを考えたり、遊び方を工夫したりすることで、今後も遊びの面白さや自然の不思議さに気付いていくことができればいいなと思います。

「ようこそ! 世界を旅した 稲村さん」

 6月27日(木)の6年生は、門川タイム(総合的な学習の時間)「ようこそ 世界を旅した 稲村さん」ということで、稲村様から、素敵なお話をたくさん聞くことができました。

 まず、児童がびっくりしたのは、一人旅をされる稲村様の旅支度は、大きなリュックと小さなポーチのみということでした。3か月間の海外旅行の様子を写真や動画などをもとにお話してくださいましたが、日本と違うそれぞれの国での様子に、児童は、わくわくしながら聞くことができました。

 チェコやスペインのヨーロッパのお話では、色鮮やかな建物や150年かけて建築されているという美しい教会の紹介があり、日本とは違う景色の様子に児童は、異国の雰囲気を児童は味わっていました。

 また、アフリカのモロッコに宿泊された話では、砂漠の中でも、普通のホテルと変わることなく過ごすことができたことに,驚いている児童もたくさんいました。また、モロッコには多様な町が多く、それぞれが個性的で、青い色の町や,鳩のふんを使って革を柔らかくして革製品を作る町のことなど、いろいろ教えていただきました。

 キューバやガラパゴス諸島にも旅行されており、資本主義国とは違う社会主義国の様子や、日常生活の中に動物が共存することの楽しさなどもお話をしてくださり、日本との違いに児童はびっくりしていました。

 海外への旅行をとおして、稲村様が強く感じられたのは、「日本に生まれた私は、自由で、幸せだ。」ということだったそうです。「世界には、いろいろな国があり、自由にできない、不自由な国もありますが、日本は、努力すれば・チャレンジすれば、自分の夢が叶う幸せな国だと思います。」とおしゃっていました、そして、「旅に出よう!」、「旅をすることで、いろいろなことに気付きます。日本の良さも分かります。」と教えてくださいました。「一人旅は,不安もあるけど、それ以上にわくわくします。」という言葉に、児童は引き込まれていきました。

 児童は、この時間、一気に世界へ思いを馳せることができました。稲村様、お忙しい中、6年生のために興味深いお話やスライドを用意してくださり、本当にありがとうございました。