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第1回 学校運営協議会

 コミュニティ・スクール(学校運営協議会)は、学校と地域住民等が力を合わせて学校の運営に取り組むことが可能となる「地域とともにある学校」への転換を図るための有効な仕組みです。コミュニティ・スクール(学校運営協議会)では、学校運営に地域の声を積極的に生かし、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めていくことができます。

 法律(地方教育行政の組織及び運営に関する法律 第47条の5)に基づいて教育委員会が学校に設置するコミュニティ・スクール(学校運営協議会)には、主な役割として、
・校長が作成する学校運営の基本方針を承認する
・学校運営に関する意見を教育委員会又は校長に述べることができる
・教職員の任用に関して、教育委員会規則に定める事項について、教育委員会に意見を述べることができる
の3つがあります。

 

 6月3日(火)に行われた、第1回学校運営協議会では、大きく1~4の流れで行っていきました。

1 校長が4月~5月までの学校の様子を話したり、今年度の学校運営の基本方針を説明して学校運営協議会

 委員に承認をもらったりしました。今年度の本校の重点基本方針は、「生徒指導の充実」「学習習慣の定着」

 「防災・安全に係る指導の充実」「家庭・地域・関係機関との連携推進」です。

 

2 学校運営協協議会委員及び参加教職員を2つに分けて、「防災教育(危険回避能力の育成)」と「あいさつ

 (コミュニケーション力の育成)」について、協議・熟議を行いました。

  

  「あいさつ(コミュニケーション力の育成)」班からは、昨年度まであいさつエピソードの投稿を保護者や地域

 の方に呼びかけたので、今年度は児童も含めて標語を募集したらどうだろうかということになりました。そして、

 それを学校便りに載せたり、校内放送で流したりしたら、あいさつ意識の高揚がさらに図られるだろうというこ

 とになりました。

  「防災教育(危険回避能力の育成)」班からは、構成メンバーが民生委員児童委員、幼稚園関係者、企業代表者

 でしたので、門川町内で各職種の会合がある際に、12月に行われる下校時一斉避難訓練の紹介と参加の呼びか

 けをするということになりました。

 

3 今年度の9月のオープンスクールでは、地域連携型(交流・体験)の参観授業を計画していますので、「地域と

 ともにある学校(づくり)」「学校を核とした地域づくり」のために、講師になっていただけそうな地域の方々を

 挙げていただきました。

  すると、地区会長、民生委員児童委員、算数科授業支援員、幼稚園・保育園(所)の保育士、門川交番の警察官、

 高齢者クラブの方々、門川高等学校の先生や生徒、ダンスチームの指導者、門川町書道連盟の方々等が挙がりま

 した。そして、体育科における表現リズム遊び・表現運動、非行防止教室、算数科授業支援員による算数科授業、

 門川町書道連盟の方の支援による毛筆書写、防災学習、ひむか地産地消交流給食会、雑巾縫いなどの授業が考え

 られました。

 

 

4 門川町では、善行児童生徒の表彰を3学期に行います。そこで、学校生活の中では分からない地域社会におい

 て望ましい人間関係に努めている児童や、社会奉仕活動等を行って住みよい地域づくりに貢献している児童がい

 たら推薦していただきたいというお願いをしました。