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自分の命をしっかり守る!~真剣な交通安全教室~

 5月23日(木)は、交通安全教室が行われました。

 日向地区交通安全協会の交通安全指導員3名の皆様が来校していただき、中・高学年は自転車の安全な乗り方について、低学年は歩道や横断歩道の安全な歩き方について、ご指導をいただきました。

 中・高学年は、最初に、フリップを使って数字の説明がありました。どれも宮崎県内で起こった交通事故に関する数字でした。数の多さに児童は、とても驚いていました。
  〇 3488…けが以上の負傷が起こった交通事故の発生件数
  〇 3908…けが以上の負傷をした人の数
  〇   70…けが以上の負傷をした小学生の数
  〇   30…亡くなった人の数


 次に、DVDを視聴しながら自転車の乗り方を勉強しました。内容は、男児と女児との会話をとおして、「自転車に乗る前の点検」「自転車が通れるところ」「交差点の通り方」「してはいけないこと」を理解させる内容でした。とても身近な内容だったので、児童は映像にとても集中していました。


 DVD視聴が終わると、再びフリップを使って自転車利用五則を教えていただきました。
  1 自転車は車道が原則、左側を通行。歩道は例外、歩行者優先。
   → 小学生は年齢的に、歩行者の邪魔にならないように歩道を走ってもよいそうです。
  2 交差点では、信号と一時停止を守って安全確認。
  3 夜間はライトを点灯。
  4 飲酒運転は、禁止。
   → ただし、小学生でお酒を飲む人はいませんよね。お家の方が、このようなことをしようとしたら厳しく

    注意をしてほしいです。
  5 子どもも大人もヘルメットを着用。
   → 令和5年4月1日からヘルメットの着用が努力義務になりました。


 最後に、交通違反の説明がありました。二人乗りや三人乗り、並進、傘差し運転、スマートフォンで動画を見ながら自転車に乗ることは全て交通違反で、そういう人を警察官が見付けたら、イエローカードが渡されるということでした。渡された人は、「交通事故にあう危険性が高かったんだな。ひょっとしたら、交通事故にあっていたかも…。自分の命を粗末にしてたんだな。」と反省をしっかりとしてほしいということでした。

 

 低学年は、歩道や横断歩道の安全な歩き方に関するDVDの視聴や交通安全指導員様の話によって、正しく安全な歩き方がイメージできるようになりました。次に、簡易横断歩道を床に敷いてイメージどおり正しく歩き、日常の実践化に結び付けていきました。

 

 本日は天気の悪い中、日向地区交通安全協会の交通安全指導員3名の皆様には、児童の交通安全意識の高揚のためにご指導くださり、本当にありがとうございました。