学校の様子

学校支援訪問(授業力向上推進校訪問・担当校授業研究会)

  北部教育事務所と門川町教育委員会の先生方が来校し、学校や授業の様子を参観され、貴重なアドバイスをしてくださいました。

 1校時は、本校の重点課題である「生徒指導の充実」「学習習慣の定着」「防災・安全に係る指導の充実」「家庭・

地域・関係機関との連携推進」について校長を中心に説明し、たくさんのアドバイスをいただきました。

 2校時以降は、授業を参観していただきました。宮崎県は、児童の学びの方向性を整理した「ひなたの学び」の取組を推進しています。その中の「な」である「なかまとなって学び合い」を、門川小学校の授業では特に研究しています。いろんな人とつながり、学び合い、考えを広げる学習(対話的な学び)です。

 2校時は、以下の学級を参観していただきました。

〇3年6B組…算数科:一列に並んだものの数と順序との関係を、図などを使って考える。

〇6年6A組…算数科:二つの数量を順に変化させて、その和の変わり方のきまりを見付ける。

〇2・3・4・6年5組…国語科:自分が経験したことや想像したことから冬を感じる言葉を見付け、カードに書く。

〇1年1組…国語科:積極的に世界の昔話を読み、これまでの学習を生かして感想を「かんそうカード」に書いて伝える。

〇2年1組…算数科:2段のテープ図を使って2つの数量の違いに着目し、一方が少ないということは他方が差の分だけ多いと考えて、問題を解く。

〇2年2組…算数科:2段のテープ図を使って2つの数量の違いに着目し、一方が少ないということは他方が差の分だけ多いと考えて、問題を解く。

            1年1組                       2年2組

 2年1組

 

 3校時は、以下の学級を参観していただきました。

〇音楽専科(5年1組)…音楽科:「ひえつき節」を聴き、歌詞の大意や曲の背景を考えることで、民謡の特徴やよさに気付き、自分の思いや考えを言葉や文で表現する。

〇通級指導(4年)…自立活動:自分の言動を振り返り、友だちとの望ましい関わり方を考えることができる。

〇4年1組…算数科:示された条件を表に整理しながら、問題を解く。

〇4年2組…国語科:登場人物の生活や行動について、少人数グループでの話合いを通して確かめ、ワークシートにまとめる。

〇理科専科(6年2組)…地震に対する具体的な備えを知り、自然との向き合い方について、自分なりの考えをもつ。

           音楽専科(5年1組)                    4年1組

           4年2組                     理科専科(6年2組)

 

 4校時は、以下の学級を参観していただきました。また、保健室では養護教諭が、事務室では主任主事がそれぞれの業務に対する取組状況と課題について説明しました。

〇3年2組…算数科:1列に並んだものの数とその間隔との関係を、図を使って考える。

〇6年1組…社会科:なぜ、どのようにして江戸時代から明治時代への変化が生じたのか問いをもつ。

〇6年2組…社会科:江戸時代の終わりごろの江戸の様子、明治時代の東京の様子の絵を比較して、目に見えるものの変化に焦点を当て、なぜそのような変化をしたのか予想をノートに書く。

〇6年3組…比例関係を利用して、問題解決の方法を考え、説明する。

             3年2組                     6年1組

            6年2組                      6年3組

 

 午後の5校時は、低・中・高学年の代表教員による研究授業を行いました。代表教員以外の先生方はもちろん、門川町内の小中学校(草川小学校、五十鈴小学校、門川中学校)の全員の先生方も授業を参観していただきました。どの授業も、学級活動における話合い活動(学級会)で、自分の考えを大切にしながらも、友だちの考えに共感し、互いに納得ができるよう折り合いを付ける児童の様子を参観していただきました。 

1年2組

 3年1組

 5年2組

 研究授業後には、授業研究会が行われ、低・中・高学年に分かれて授業の良かった点や改善点を話合い、これからのよりよい授業づくりの参考にしました。

          1年2組の授業研究会                 3年1組の授業研究会 

5年2組の授業研究会


 学校経営をはじめ授業づくり等、学びの多い1日となりました。

 今回の私たち教員の学びは、児童への学習指導や生活指導、保健指導などに活かしていきます。