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特別支援教育~児童への理解啓発~

 5月14日(火)の1校時から5校時にかけて、「もっと知ろう いろいろな学びの場 友達とのかかわり方」というタイトルで、

 ①5組、6A組・6B組、いちょう教室は、それぞれどんな教室なのか。

 ②友達とのよりよい関わり方は?

について、各学年の児童の実態にあわせて理解啓発活動を行いました。

 目的は、「特別支援学級や通級指導教室について、どんな学級でどんな学習をしているのか等を全児童対象に話をすることで、特別支援教育に対する理解を深める。」「苦手なことやできないことは人によって違うが、誰にでもあり得ることを知り、お互いに認め合ったり、支え合ったりすることの良さに気付く。」でした。

 特別支援教育担当教員が、スライドで大事なことを示しながらゆっくりとした口調で具体的に説明をしました。そして、児童は、

 〇 5組さんは、自分のペースで学習するクラス。

 〇 6A組さんや6B組さんは、少ない人数で落ち着いて学習するクラス。

 〇 いちょう教室(通級)さんは、自分の気持ちや考えを表現したり、自分のことを知ったり、苦手なことに対して

  どう捉えてどう取り組めば良いか、作戦を立てたりするクラス。

ということが分かり、5組さん、6A組さん、6Bさん、いちょう教室(通級)さんは、「できることを増やす教室」「苦手なことをがんばる教室」とまとめることができました。

 

 友達とのよりより関わり方では、クイズをとおして以下の4つのことについて理解を深めました。

 1 発表で困っている児童には

   「早くして!」と言うのではなく、「一緒に言おうか。」と声をかけたり、心の中で「がんばって。」と

  応援して待つ方がよい。

 

 2 並ぶ場所が分からない児童には 

   「どいて!ちゃんと並んで。」と強く言うのではなく、「こっちだよ。」と手まねきして教えたり、「〇〇

  さんの後ろだよ。」とやさしく言った方がよい。

 

 3 運動が苦手な児童

   「ダッさ!!」と言うのではなく、「どうしたの、大丈夫?」と声をかけたり、「こうやったら?」とやり方

  を教えたりした方がよい。

 

 4 じっとできない児童

   「やめろ!」と強く言うのではなく、「今は静かにする時間だよ。」とやさしく一回だけ言ったり、先生た

  ちが対応するので、自分のやるべきことをしっかりやった方がよい。

 児童は約20分間の説明でしたが、集中してこの啓発活動に参加することができました。