日誌

2018年度

夏休みが終わります。

 今年の夏は、台風や豪雨、そして記録的な酷暑など自然の驚異を改めて感じました。全国各地の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。今もなお、台風20号の影響もでているようです。くれぐれもお気をつけください。
 さて、夏休み中にもいろいろなイベントがありました。主なものをお伝えします。


 まずは、「うなま地蔵夏まつり」です。8月4日(土)に、北郷支所横のすまいる広場にて開催されました。今年の取組は、恒例のステージ発表(合唱・合奏等)のほか、児童生徒会が中心となって会場でのクリーン活動を行いました。「自分たちにできることを、地域のために」という考えのもと、今年度取り組んでいる環境教育の一環として取り組みました。ゴミの分別や会場内の清掃に取り組みましたが、来場者に「よく頑張っているね。ありがとう」と声をかけられ、誇らしそうにしている姿が印象的でした。また、中学部で作成した「竹灯ろう」も会場内に展示し、たくさんの皆様に感激していただきました。
 
 8日(水)には、毎年9年生が参加する「子ども議会」が行われました。

 今年の北学園の提言は、
①「美郷町の異林業の未来」~バイオマス発電所と木材チップ加工工場の建設~
②「快適な老後を過ごすためのシニアタウン」~公民館の活用と交通機関の整備~
の2本でした。観光や自分たちの生活向上が主眼だったこれまでの提言から抜けだし、現実的で真に町の活性化を見すえた内容の提言でした。特に、シニアタウン構想は、人口減少を若者流出にばかり目を向けがちな点を発想の転換で「高齢者の呼び込み」という視点で考えました。実にユニークで抜群の発想でした。

 
 20日(月)は、今年で3回目となった「ようこそ先輩」でした。登校日を利用して、本校卒業生の先輩方に来校していただき、子ども時代の話や卒業後の進路、社会に出てからの生き方・考え方などについて語っていただく場です。キャリア教育の一環として行っています。今年の「先輩」は、
◇ 上杉文乃さん(日向高校2年生)
◇ 鴨田美萌さん(宮崎大学付属病院看護師)
◇ 坂本大介さん(宮崎市季節料理「うなまんもん」店主)
の3名でした。3人の話に共通していたのは、目標をしっかりともち、日々の努力を大切に(考える力を養いながら)することでした。1時間があっという間でした。ありがとうございました。

 明後日26日(日)で夏休みが終わります。37日間の夏休みでした。子どもたちの成長がとても楽しみです。宿題は終わったでしょうか・・・?