日誌

2018年度

加古里子さんを悼む

 9日(水)の全校朝会で、2日(水)に92歳で亡くなった絵本作家の加古里子さんを子どもたちに紹介しました。「だるまちゃんとてんぐちゃん」や「からすのパンやさん」など今でも読み継がれている多くの名作を残した加古さんですが、個人的に科学絵本が大好きで「海」「宇宙」「人間」など、自分自身だけでなくスーパーティーチャー時代に子どもたちにも読んであげていました。これらの科学絵本は、今でも宝物として大切にしています。本は、出会った時期と環境でその人の生き方を大きく左右するものでしょう。子どもたちにできるだけ本や作家さんと触れることのできる機会を多くもちたいと思います。
 朝会後、技術員の徳田先生が職員室前に加古さんの特設コーナーを設けてくださいました。未発表の作品もあったそうで、発表を楽しみに待ちたいと思います。加古里子さんのご冥福をお祈りいたします。