諸塚小学校の紹介

自然に寄り添い、自然と共に生きる「諸塚村」の美しい山々に囲まれた諸塚小学校は、1874年(明治7年)に家代八幡神楽殿にて開校。1960年(昭和35年)に諸塚村立諸塚小学校と改称し、立岩小学校(2006年)・七ツ山小学校(2021年)との統合を経て現在に至る創立150年の歴史ある学校です。令和7年度の児童数は45名、村の中心部に位置し運動公園と隣接しており、整備された広いグランドや屋内プールなどの教育環境が充実しています。校門横には大きなしだれ桜があり、毎年春には淡いピンク色の花を咲かせ、児童や地域の方々に親しまれています。諸塚幼稚園も併設されており、学校長は園長、教頭は副園長を兼務しています。運動会・持久走大会・学習発表会・避難訓練などの学校行事を幼稚園と合同で実施しており、日常的に幼小の連携や交流が盛んに行われ、毎日子どもたちの元気な声が響いています。

  諸塚村は「ふるさとを愛し、ふるさとを誇りとする人と人とがつながる互縁社会」の実現をめざし、人間愛にもとづいて、ともに学び、支え合う心を養うとともに、社会活動において実践する「ふれあい教育」を推進しています。平成22年度からは、幼稚園・小学校・中学校並びに地域住民が連携して、集合学習(M学習)ふるさと学習(C学習)幼小中連携教育(I学習)に取り組み、児童生徒の学力向上を図っています。この「ふれあい教育推進構想」のもと、本校は「ふるさとを愛し、自ら学び、心豊かに たくましく生きる児童の育成」を学校教育目標に掲げ、小規模校の特色を生かした本校ならではの教育活動を進めつつ、一部教科担任制による複式指導の解消や個に応じた指導に取り組んでいます。また、児童・職員共通のスローガン「学び続け、成長し続ける諸塚小学校」のもと、学校組織全体で互いに刺激を受けながら、積極的な学び合いを通して、日々の授業改善や児童の学力向上に継続的に取り組んでいます。今年度は、自由進度学習の考え方を取り入れた授業づくりから「自立して学ぶ子どもの育成」をめざします。

 知・徳・体の調和のとれた生きる力を育成するとともに、学校運営協議会を通じたコミュニティ・スクールの実現、地域とともに発展する学校、保護者や地域に信頼される活気ある学校づくりに取り組みます。