日誌

2024年6月の記事一覧

6月18日 図工教室

 森のアーティストの方々が来校し、図工教室が開かれました。

 椎葉村の地域おこし協力隊として、椎葉村の魅力をアートを通して表現活動されているのが、森のアーティストです。

 今回は、体育館のフロアに大きく広げた紙に、水を付けて、スプレーボトルなどを使って、着色していきます。

 

 初めての経験ですので、否応なしに気分が高揚していくようで・・・。

 子どもたちの芸術的な感性が爆発した瞬間です。 

世界に一つだけ、二度と同じものは作れないですね。

 最後に出来上がった作品がこちらです。「たからじま」というタイトルがつきました。多くの過程を経ての完成です!

 たくさんの方々の協力を得て、多くの経験を積み重ねることができています。一つ一つのこういった活動が、子どもたちの成長に寄与できることを信じて。

6月17日 プール開き

 今年のプール開きを行いました。カラッと青空が広がり、絶好のプール開き日和です。

今年の水泳学習での目標を言います

 校長先生のお話があり、6年生代表のあいさつがあり、みんなで準備運動をしていよいよ始めます。

嬉しさが表情に表れています

 不土野小のプールは山水を使っているため、水温が19~20℃と、一般的なプールよりも冷たいです。

 日が照っていないと、ぶるぶる震えてしまうらしく、育苗のためのビニルハウスに駆け込み、温まることもあるそうで…。今回のプール開きは、天気にも恵まれ、みんな楽しく参加することができました。

壁に手を置きバタ足練習

水の透明感!気持ちよさそうです!

美しいフォームのクロールです

全員でけのび

 水泳学習がスタートしました。保護者の皆さんには水着の洗濯等お世話になります。安全に留意し、楽しく活動できる水泳学習を進めてまいります。

6月13日 計画委員会

 計画委員会を開き、全校児童で話し合っています。

 今月の生活目標「落ち着いた学校にしよう」を実現するための方法を考えているようです。

 議長団が、話合いの柱を立てて、考えてもらっているところです。

このあたりは、人数が少ないとなかなか難しいかもしれません。全校児童の声を届けられるという点ではいいと思いますが。

 最終的には、「自分でたてためあてをしっかりとできるように意識していく」といった結論に到ったようです。

 自分たちで決めたことを自分たちで守る。当たり前のことですが、その当たり前をしっかりとやりきる力が必要です。

 小さな自治的な活動を積み重ねて、少しずつ大きな自治を目指していく。不土野っ子たちに期待してやみません。

6月12日 ひえつき節練習

 椎葉村では、「社会を生き抜く基盤を育て、椎葉村の未来を担う人材を育む教育の推進」を図るため、「椎葉村学」(椎葉村民みんなの学びという意味)を令和5年度から実施しています。

 今年度は、椎葉村の民謡について学びます。不土野小では、以前からも椎葉村の民謡「ひえつき節」に取り組み、子どもたちが大会に出場するなどしていました。

 今年も、地域の方を講師にお招きし、全校児童で取り組んでいきます。

 第1回目の練習がありましたが、これまた落語同様、長年培ってきた練習の成果を存分に発揮し、素晴らしい歌声を披露しました。

三味線のチューニング?も必要です

 三味線、拍子木に合わせ、全員で、またグループで練習していきます。

グループ練習でも堂々とうたいます

 一人一人に、アドバイスを端的にしてくださり、子どもたちの頑張りを認めてくださいます。

 どこか誇らしげな表情の子どもたちの姿がとても印象的です。

拍子木も欠かせません

 今後も数回お招きし、練習を積み重ねていきます。

 今回いただいた助言をもとに個人の課題解決を目指し、自主練習をする約束をして終わりました。

 椎葉村ならではの学習です。ふるさと椎葉村を見つめ、将来にわたって関わり続けようとする気概を培えるよう、指導・支援していきたいと思います。

6月11日 選書会

 ほるぷ九州の方が、遠路はるばる延岡からやってきてくださいました。

 カタログから本を選ぶのではなく、実物を手に取り本の内容を見た上で、図書室に置きたい本を選んでほしいという強い思いで、わざわざ来てくださっています。

 本が好きな子が多い不土野小の子どもたちは、実際に手に取り、中を開いて希望の本を選んでいきます。

 最新刊も用意されていて、興味深く読みいっている子もいたぐらいでした。

 ほるぷ九州の方は、不土野小の玄関に飾れている、子どもたちの写真を見て、「堂々とした立派な姿ですね~」と感心しきりでした。

 その写真というのが、着物を着て落語をしている様子、ひえつき節全国大会で歌っている様子でした。

 不土野小の子どもたちにとっては、伝統であり特別なことでは無いと思っているかもしれません。しかし、やはり外から見る人にとっては、本当に素晴らしいすごいことなのだと痛感しました。

  子どもたちは自信をもってほしいです