日誌

津波てんでんこ

 今日12日(金)、日向灘沖地震からの津波発生を想定して避難訓練を行いました。東日本大震災から8年が経過し、少しずつ復興も進んでいると聞きます。ここ宮崎県でも、南海トラフ地震に伴う津波等の被害が想定されています。東小のある出北地区も、海岸から約1㎞ほどしか離れておらず、海抜も3m程度ですから、場合によっては大きな被害が心配されます。
 新学期を迎え、まずはじめに取り組んだのがこの避難訓練でした。


 各学級での事前指導の後、教頭先生の指示で屋上に避難しました。どの学年も真剣に取り組むことができていました。「自分の命は自分で守る」ことと訓練の大切さについて子どもたちに話をしました。
 折しも、今朝の宮崎日日新聞「若い目」のコーナーに、本校新5年生の伊藤丈琉(たける)さんの「地しんにそなえる」という作文が掲載されました。伊藤さんは、「地いきのひなん訓練にも積極的に参加し、学校のひなん訓練も真面目に取り組みたいです。」と綴っています。正しく恐れることをしっかりと理解しているようです。とても素晴らしいことです。
 訓練後は、子どもたちが知らなかった「津波てんでんこ」について示したポスターを、校内に掲示しました。