日誌

リーダー養成研修

 宮崎県教育委員会は、将来の宮崎県の教育の中核を担うリーダーを育てることを目的に、毎年県内の中堅教員(ミドルリーダー)を対象とした「リーダー養成研修」を実施しています。私も平成7年に受講したこの研修、当時は「長期研修」と呼ばれ約1か月間研修センターに泊まり込みでみっちり研修を受けました。現在では、民間企業での実地研修や管理運営を中心とした組織マネジメントに重点をおいた内容となっており、より専門的で幅広い研修となっています。
 今回、本校の教務主任である黒木正大主幹教諭がこの研修を受講しました。2週間の民間研修では、日向市にある「MFE HIMUKA」でお世話になりました。また4週間の長きにわたり、宮崎県教育研修センターで人材育成や組織マネジメント、危機管理等について学んだようです。19日(木)には、その研修報告会が研修センターで開かれ参加してまいりました。


 「学校経営ビジョンの具現化に向けた取組~一人一人が楽しく通える学校を目指して~」というタイトルでの報告では、研修で学んだことを生かし、本校の課題を分析した上で①学力向上 ②キャリア教育の推進 ③特別支援教育の充実 ④落ち着いた学校の雰囲気の醸成 を目指す教育活動を展開することを主張しました。
 民間企業の新しい発想の仕方を生かしながら、学校という狭い枠にとらわれない考え方で、これからの新しい学校教育を推進してほしいと思います。6週間の研修は大変だったことでしょうが、必ず自分の財産となることでしょう。黒木先生、お疲れ様でした。