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地震・津波を想定した避難訓練

 11月21日(火)5校時に全校一斉に、日向灘沖で地震が発生、大津波警報が発令されたという想定で避難訓練を行いました。放送機器が壊れて放送できない状態にあることを前提に職員が大声で避難指示を出す中、全学年が無言で素早く運動場から南階段をのぼって、高台の三角公園に避難することができました。高台まで全員の避難完了が「8分40秒」でした。

 県の試算によると、延岡市はおよそ17分で1mの津波が到達し、最終的に14mの高さまで津波が押し寄せると言われています。児童には、「15」という数字を示して、揺れがおさまって15分以内にみんなで声を掛け合って高台に避難することがみんなの命を守ることにつながるという話をしました。

 南海トラフ地震は100年に1度の周期で起こると言われており、前回の地震からすでに70年が経過しているそうです。ぜひ、ご家庭でも非常用持出し品の確保や避難場所の確認、緊急時の待合せ場所などを話し合ってみてください。