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北浦っ子運動会 2020

10月18日(日)、令和2年度の「北浦っ子運動会」を実施しました。いつもとは違う運動会でしたが、閉会式を終えて省みると「すばらしい運動会」「心に残る運動会」となりました。運動会で躍動する122名の子どもたちは輝いていました。団長(黒田右恭さん中西隆太さん)・副団長(甲斐杏寿さん水木波那さん)・リーダーを中心に、団が一つにまとまり、北浦小が一つになった運動会であり、運動会を成功させようとする子どもたちの懸命な姿に、感動を覚えました。1年生は初めての北浦っ子運動会、6年生は最後の運動会、それぞれの学年に目標がありました。一人一人にめあてがありました。子どもたちは本当によく頑張ったと思います。大会スローガンの「仲間と協力!見せてやれ 本気の北浦魂」は、見事に達成できたと考えます。

 まっすぐに腕を伸ばし「はい!」という気持ちのよい大きな返事、リズムよく手足を伸ばして一生懸命踊る姿、団長の声に合わせて精一杯の声で応援する姿、力をぬくことなくゴールテープを駆け抜けぬける姿、勝利を目指して力を合わせて団技をする姿、失敗をしながらも自分の仕事をやり遂げる姿・・・。一つ一つの場面が、それまでの練習過程と重なり、胸を打ちます。この日の姿をイメージして、粘り強く指導を続けてきた各学年の先生方の姿も思い起こされます。できなかったことができるようになる瞬間、失敗をくり返しながらも一歩前進する時、子どもたちはぐんと成長します。一人では難しいことでも仲間と力を合わせる事で前に進めることが実感できます。そうしたことを顕著に肌で感じて、それぞれの心に達成感や充実感を味わうことができるのも、運動会という行事のよさだと思います。まさに、閉会式を終えて、団を解散するときの子どもたちの表情がそのことを物語っています。天野会長の万歳三唱の音頭と共に手を上げながら、解団式での団長の言葉を聞きながら、子どもたちはどんなことを思ったのでしょうか。きっと、それぞれの心にあたたかいものを感じたのではないでしょうか。

 また、前日までの準備や当日の早朝、終了後の後片付けに、PTAの皆様の大きな力添えをいただきました。どれだけ心強かったことか、励まされたことか、感謝しかありません。本当にありがとうございました。