日誌

火災想定の避難訓練実施!

  今日、3校時、給食室から出火した、との想定で避難訓練を実施しました。

 各学級で火災や避難についての事前指導の後、火災発生の非常ベルと訓練放送を聞いて、担任と一緒に避難しました。今日は、雨天の影響で避難先を運動場から体育館に変更して避難しました。子どもたちは、ハンカチで鼻と口を覆い、真剣に落ち着いて避難しました。2分20秒で全校みんなが避難し終わりました。

 続いて、西臼杵消防本部の方から火災や火災防止についてお話を聞きました。昨年は、西臼杵郡内で12件の火災が発生したそうですが、今年は、今日現在15件で、昨年を上回っているとのことでした。また、近年、放火や放火の疑いによる火災が原因の第1位で、火の気のない所でも火災が発生することも教えてくださいました。

 その後、5・6年生が水消火器を使った消火訓練を体験しました。火災を発見したら、まず大声で「火事だ-!!」と叫んで周囲に知らせることの大切さも学びました。火元に見立てた的を目がけて放水し、みんな上手に的を倒すことができました。

 最後は、全員、家庭科室での煙体験でした。家庭科室の中には煙が充満しており、前も見えない状態です。子どもたちは、煙を吸い込まないようにハンカチで口元を覆い、低い姿勢を取って、机などの障害物を手探りで確認しながら出口に向けて避難しました。煙の怖さや周囲が見えない不安さ、避難のしにくさ、などを臨場感あふれる中で体験することができました。

 今日の避難訓練で、火災防止や避難についてたくさんのことを学びました。実際に火災が起こったらとても怖いものですし、火災は、全てのものを失ってしまいます。これから冬場は、特に火災に注意しなければならないシーズンです。火の元を十分確認して、家庭や地域から絶対に火災を起こさないよう、皆で気を付け合いましょう!
  
☆ みんな真剣に取り組んでくれました。火事に遭わないことが一番ですが、もし、実際に火事に出遭った場合は、今日のことを思い出して、落ち着いて行動してください。そして、みんなに守ってほしいこと、「火遊びは絶対にしない!!」約束です!