日誌

「土木の日」関連出前授業がありました。

  11月18日は「土木の日」。その周知と土木工事や建設業に興味をもってもらいたいという趣旨で、今日、西臼杵支庁主催の出前授業が行われました。支庁土木課の方々、高千穂地区建設業協会青年部の方々、総勢約30名お見えになりました。

 はじめの会で、支庁の方が、11月18日がなぜ「土木の日」なのか、教えてくださいました。「土木」の漢字を分解すると「十・一・十・八」になるということです。なるほど。

 そして、いよいよ運動場での体験活動です。「レンガで橋造り」「バックホウで魚釣り」「高所作業車試乗体験」「光波で距離当て」と4つのコーナーが設けられていました。子どもたちは、異学年縦割り7名ずつの6班で、各コーナーを回りました。

 「レンガで橋造り」では、班で協力してレンガを組み合わせ、隙間に砂を埋め込んでアーチ状の橋を造りました。アーチ橋が完成すると子どもたちも大喜び。そして、できあがった橋を一人ずつ恐る恐る渡りました。

 「バックホウで魚釣り」では、小型のバックホウに乗せてもらいました。レバーを操作しながらバケットを動かし、バケットに吊るされた鉄筋の釣り針を使って、魚の絵のパネルを釣り上げます。一人で上手にバケットを操り、釣り上げる子どもたちもいました。

 「高所作業車試乗体験」は、2名ずつゴンドラに乗りました。アームが延びていくとどんどん高くなります。最高で12mほど上がるそうですが、校庭の大きなセンダンの木の実を取る子や、高い場所から大きく手を振る子もいました。中には、高い所が苦手で、すぐに降ろしてもらう子もいたようです。

 「光波で距離当て」では、自分でソフトボールを投げて、飛んだ距離を予想し、光波測距儀で計測しました。そして、予想との誤差により順位が決まるというゲームでした。他にも運動場のいろいろな場所を指定して、そこまでの距離を図ってみたりしました。

 全てのコーナーで体験した後、最後に全員で運動場に「押小」の人文字を作り、ドローンを使っての記念写真撮影がありました。ドローンが近くまで飛んでくると、子どもたちから大きな歓声があがり、みんなで手を振りました。

 今朝は、この秋一番に冷え込み、午前中も曇りで寒い日でしたが、とても楽しく貴重な体験ができました。今日の体験で、将来、土木や建設関係の仕事をしてみたいという思いや夢をもった子どももいたことでしょう。キャリア教育の視点からも、よい体験となりました。西臼杵支庁、そして建設業協会青年部の皆様、ありがとうございました。
  
  
☆ 4つのコーナーで貴重な体験ができて、とても楽しかったですね。大人になったら、建設機械を動かしてみたい、大きな橋を造ってみたい、などと思った人もいたことでしょう。ドローンを操縦してみたい、と思った人もいたかな?