日誌

跡取川体験を行いました。

今日、6年生は、総合的な学習の一環として「跡取川体験活動」を行いました。跡取川は、五ヶ瀬町に行く途中を流れている校区内の渓流です。活動は、跡取川公民館の裏手の川で行いました。

はじめに魚の放流でした。「アブラメ」「ドンコ」「ヤマメ」「ウナギ」の4種類の魚をバケツから川に放流しました。放流された魚は、気持ちよさそうに川の中に散らばっていきました。魚やウナギのヌルヌルに「キャーキャー」言いながらも、早く大きくなって、と願いを込めながら魚たちを放してあげました。

続いて魚釣りです。釣り堀状の深みにヤマメを放流して下さっており、準備して下さった仕掛け付きの手製の竹釣り竿で、練り餌をエサに釣り上げます。上手な子はポイントに投げ入れた途端、すぐに釣り上げていました。練り餌がすぐに取られたり、釣れたと思って竿を寄せたらバラしてしまったり、なかなか思うようにはいかない様子も見られましたが、全員が釣ることができ、釣りのおもしろさを味わっていました。

釣り体験が終わり、お昼まで川沿いの散策をした後、昼食です。公民館で跡取川地区の婦人部の方々がヤマメを唐揚げにし、おにぎりやデザートなど手作り料理を振る舞ってくださいました。「おいしい。おいしい。」と、子どもたちはパクパクいただきました。20cmほどはあるヤマメの唐揚げですが、頭から尻尾まで全部食べられるほどパリパリに揚げてあり、とにかくおいしいのです。

昼食後、川遊びをする予定でしたが、昼食頃から雷雨と大雨に見舞われ、釣りをしていた川とは全く様子が変化し、一気に川の水も茶色く濁って増水していたため、午後の活動は中止せざるを得なくなりました。

今回も、跡取川公民館長の甲斐さん、跡取川老人会長の甲斐さん、西臼杵漁業協同組合の橋本さん、そして、跡取川婦人部の皆様には、放流や釣りの準備、活動の指導、昼食の用意など、子どもたちのためにと、誠心誠意、心温まるおもてなしをしてくださいました。ありがとうございました。

  子どもたちは、地域の自然・地域の人々のよさや素晴らしさにどっぷりと浸ることができ、心の中にしっかり刻まれる体験活動となりました。
  
  
☆ お昼からの雷と土砂降りには驚きましたが、午前中のうちに魚の放流や釣り体験ができて本当によかったですね。おもて
 なしのお料理もとってもおいしく、お腹いっぱいになりました。地域の皆さんの押方小の子どもたちへの思いの強さが分か
 りますね。感謝!感謝!!です。